おはようございます。本日、2021年2月15日は新聞休刊日です。休刊日のため、朝刊の発行はございません。
今年で新聞配達7年目!6年間を突破してしまった……。
仕事や今後の新聞業の未来を考える話をしようと思ったが、面倒くさいので、またいずれ。
おはようございます。本日、2021年2月15日は新聞休刊日です。休刊日のため、朝刊の発行はございません。
今年で新聞配達7年目!6年間を突破してしまった……。
仕事や今後の新聞業の未来を考える話をしようと思ったが、面倒くさいので、またいずれ。
国道ずかん作成と、道の駅・山陰道レポ作成のためのドライブを昨日行った際、島根県益田市内にある益田駅に立ちよってみた。
益田駅は山陰本線・山口線の駅となっており、特急「スーパーおき」「スーパーまつかぜ」の停車駅に指定されている。この駅を境にして運行系統が大きく変わり、山口線経由で津和野・新山口へ向かったり、山陰本線経由で東萩・長門市方面へ向かうにしても、1日数本しか運行されない。まさに鬼門そのものであり、完全に自動車交通に依存した地域性であるため、あくまでも石見地方における中心駅の一つに見られる程度である。
JR西日本では駅窓口の廃止を徹底的に行う方針を固めているが、益田駅も一切例外なく廃止され、駅員を改札業務などに配置転換している。きっぷの購入は、2020年4月から稼働を始めたアシストマルス(みどりの券売機プラス)と近距離券売機のみで対処する。
果たして、この駅のアシストマルスで入場券が買えるのかとドキドキしていたが、普通にメニューに入場券購入ボタンがあり、150円投入して余裕で購入できた。米子支社管内のAMは、一体どのように稼働させているのか、今後の山陰ドライブの時に確認してみようかと思う。
せっかくなので駅構内にも入ってみた。ちょうどタイミングよく、津和野・新山口方面へ向かう特急「スーパーおき3号」が到着。山口線を1日3往復する例の特急だが、そこそこ客の乗車が見られるなど、一定の需要はあるんだなと捉えた。
この後、改札横のKIOSKセブンイレブンで、石見地方の新聞を購読し、新山口へ向けて帰った。
※駅構内の詳細な見学は行っていません。コレは昨日の宣告通りです。
※この記事以降でみどりの券売機・券売機プラス・ど~ぞ!の話が出た場合は、本来の端末機の名称である「アシストマルス」(MV50)と説明していきます(2021年2月18日改訂)。
fuwafuwaame.hatenablog.com↑午前の部はコチラ。
大垣駅で休憩タイムとなったため、ここで折り返し。どこのビジホで泊まるか検討したが、姫路駅だと丁度区切りを付けやすいと判断。そこを目指して新大阪を目指すことにした。
米原に到着後、待機中の新快速に乗り換えて一気に大阪を目指す。この地点で結構疲れが来ていたため、列車内で仮眠していた。気が付いたら京都・山科付近でゴセゴセになっていた。
新大阪駅に到着したのが15時8分。そこで例の駅鉄ポップ新大阪に立ち寄って、我が家の寝イコを補充。合計10両編成となり、イコ太に抱きつくのが争奪戦状態になりそうだった(どういうことやん)。
新大阪駅には手荷物保管サービスがあり、頼めば荷物の宅配も行ってくれる。その話はコチラで↓
隣の大阪駅へ向かうに、1分速く発車する普通列車があったが、それよりも遅れて到着する新快速の方を先に優先させると気づき、それに乗って大阪・梅田へ。ココで大阪環状線に乗り換えて、「出口よりも乗り換え改札口の方がデカい」と評判の鶴橋駅に行ってみた。これも別記掲載してるので割愛。
鶴橋駅から姫路までは、実質地下鉄のJR東西線を経由することにしたが、ココで重大問題発生。JR神戸線で列車事故が発生し、事故処理のためにダイヤが大幅に乱れていた。京阪神地区ならではの光景だが、JR九州管内でもこんなのフツーに起きるため、あんまりビックリしない。そのため、確実に姫路に向えるように情報収集にあたりながら、まずは尼崎まで向かうことに。
尼崎駅に到着したのが17時7分頃。その後、しばらく待機して、新快速でありつつ緩急接続でごまかした明石駅で乗り換えることに。明石駅に着いたのは18時15分頃のことだった。
【ここまでの新聞購入状況】
18時17分に、約20分以上も遅れまくった新快速が到着。まーた大阪・神戸市内特有のゴセゴセになるのかとウンザリしたが、さすがに京阪神の中心部から離れていることもあり、意外と余裕で着席できた。明石を過ぎれば、後は西明石・加古川しか停まらないと分かっているため楽勝。暗闇の中を走りまくって、18時42分に姫路に着いた。
「それぐらいの時間なら、普通列車で岡山駅までイケるんじゃないのか?」とも思ったが、ココは確実性重視で。予約しておいたドーミーインにチェックインし、近所をぶらぶらと散策して夜食→仮眠に至った。
翌日に続きます。
fuwafuwaame.hatenablog.com↑昨年の開催はコチラをクリック
ガンジツスゴクオモイシンブン2021を実際にやってみた。昨年から新型コロナウイルス感染症(COVID19)が流行していることから、「元日JR西日本乗り放題きっぷ」の発売が見送られた。一応は「どこでもドアきっぷ」も発売されていたが、コチラは情け無用の2人縛りがしっかり発動されているため、ソロ客はご遠慮下さい、となる(単にソロだと客単価が儲からないため、今後、西日本は徹底的に2人縛り強制を全てのトクトクきっぷに適用させるしかないと思う)。
そこで、新幹線区間は別料金とした上で、在来線区間は青春18きっぷで移動するように検討。J-WESTカードのeきっぷなら雀の涙程度の割引が受けられるため、乗車位置を見極めた上で、取りあえず新大阪へ向かうことにした。
元日のスゴく重い新聞(謎嘘)の配達が終わり、そのままJR久留米駅へ。例年だと近所に水天宮があるために、参拝客を中心に近所の駐車場が満車になってしまうが、今年は自粛の呼びかけを行っていたこともあり、駐車場はスカスカ。余裕で停められたので拍車抜けした感がある。
5時53分発の813系で鳥栖駅まで向かい、6時1分に到着後、乗り換えて新鳥栖駅へ向かう。新鳥栖でe5489を起動し、ココで指定席券付きのeきっぷを新大阪まで手配。みどりの券売機で発券後、6時38分発・さくら540号に乗車して新大阪を目指す。
新鳥栖から乗車したのは、佐賀新聞をゲットするため。でも、なぜか新鳥栖駅のファミマでは第2部以降が抜き取られていた。一体誰が、何のために?
【ここまでの新聞購入状況】
「さくら」に使用されているN700系は、8両編成で構成された8000番台の車両。「のぞみ」と違い、2列シートで構成されており、グリーン車には及ばないにしても、ゆったりくつろげるフカフカシートであることから、乗車中はウトウト眠ってた。
9時38分に新大阪駅に到着。大阪府内がCOVID19の流行を察知して、出来るだけ外出を控えるように府からの要請があったのか、駅構内はスカスカ。ホントに大阪の玄関口なの?と目を疑った。
【ここまでの新聞購入状況】
9時50分発の新快速に乗車したが、ココで1日4往復のみの例の「Aシート」が登場。着席出来るかな~とハラハラしたが、あっさりと窓際に着席。その場で車掌に500円払い、新快速の末端部である野洲駅を目指した。
昨年は少しでも新聞の銘柄を増やそうと、かなり無理な駅めぐりをしたが、今回は新幹線部分が別料金になっているため、乱暴に新幹線を使うと大変な金額になってしまう。そのため、昨年の計画にあった「大垣駅を目指そう」と「四国島に渡る」の2つを目玉に、新聞購入よりも在来線でゆっくりと移動することに重点を置いて行動した。
野洲駅には10時43分に到着。一旦改札を出た後、改札口のスグ隣にあるKIOSKで爆買い。京都新聞は昨年の元日にJR京都駅で購読したが、野洲駅では滋賀県向けの京都新聞が即売されており、中身は京都市内(洛中)の話に重点を置きつつも、一応は隣県の滋賀に関する話も相応に語られている様子。元日なので紙面構成が特別でよく分からんかったけど。
【ここまでの新聞購入状況】
野洲駅をブラブラと散策している最中に、10時58分発の新快速が到着。慌てて乗車してしまい、駅めぐりが出来なかった。
フォロワーさんからも情報を発信されていたが、米原に近づけば近づくほど、豪雪地帯に突入していくらしい。確かに野洲でもチラッと積もってはいたものの、目くじら立てる程のモノなのかと思っていた。そしたら彦根に近づいたら一転して雪化粧となり、JR東海との乗り換え駅である米原駅に着いたら、辺り一面ホワイトブレスだった。さ、寒い!
11時24分に米原駅に到着。ココで11時30分発の大垣行き普通列車に乗り換える。JR西日本が管轄する東海道本線(JR琵琶湖線)はココまでで、ココから先は人生初のJR東海エリアに入る。NEXCO中日本よりも先に、JR東海にお邪魔してしまい、ありゃーってなりましたな(失礼な)。
米原と大垣の間は30分間隔で運行されており、日本の大動脈であるはずの東海道本線も、ココだけはローカル臭が漂う。また、途中には難所・関ヶ原があり、冬になるともれなく豪雪地帯となることでも知られる。実際、たかだか4駅程度の乗車であるにも関わらず、乗ってる最中は猛吹雪で外に出られそうにない状況だった。
12時5分に大垣駅に到着。ココで名古屋地区の新聞と、JR東海のICカード「TOICA」を購入。駅舎内の見学やお腹空いたこともあり、アスティ内にあるサイゼリヤでピッツァ食ってた。
大垣駅構内にあるベルマートではなく、駅隣のローソンで偶然目にしたのが「中部経済新聞」。立ち位置としては、日経産業新聞の中身に近く、中京圏の重工業を中心とした経済の情報が記載されていた。トヨタ関連に勤務する会社とか、結構購読してそうですな。
【ここまでの新聞購入状況】
1日目午後の部に続きます。
fuwafuwaame.hatenablog.com↑も参照。
前回は全国紙だったが、今回は地方紙・地域紙の話を。
日刊紙(新聞休刊日以外、連日発行)
月極 2,705円
一部売り 120円
取材範囲:山口県全域
山口県は全国紙のシェアが圧倒的だが、元々は北九州の時と同様、戦前・戦中は九州・山口、及び、日本統治下時代の朝鮮半島・満州国の中枢拠点として、大陸植民地への玄関口であった経緯がある(戦後は瀬戸内海の工業地帯形成にも一役買う)。
こうしたこともあり、元々、山口県内には明確な「県紙」が存在していなかったことから、戦後、漁業関係者向けの業界紙である「みなと新聞」が夕刊紙の形で発行したのが、例の山口新聞である。地域紙やブロック紙の中国新聞が乱立する土地柄でありながらも、山口県内全域をカバーしていることから、事実上の県紙となっている。
但し、山口新聞を即売しているコンビニは意外と少なく、みなと新聞の本社がある下関市でほぼ必ず即売されている他は、地域によってまちまちである(JR西日本のセブンイレブンには必ずある)。場合によっては山口新聞の代わりに中国新聞防長版があったり、3つの全国紙のどれかしか発売されていなかったりと、県紙と言う割には山口県民からの認知度はやや低めなのが現状である。
山口新聞も共同通信のニュースで埋め尽くしているが、他と違うのは加盟社ではないこと。つまり、あくまでも共同通信からニュース記事を購入して掲載しているだけで、共同通信と一体化した報道姿勢にはなっていない。この辺を考えると、県紙である反面、どことなく通信社の一報もオマケ程度に掲載する地域紙の雰囲気に近い。
テレビ番組表は、山口新聞・みなと新聞の本社がある下関市で受信可能なチャンネルで構成されており、全国紙や中国新聞と異なって、隣県の広島・島根・愛媛の番組も受信出来るよう、番組表を地域別に変更するという姿勢にはなっていない。
日刊紙(新聞休刊日以外、連日発行)
月極 3,400円(セレクトまで含めれば4,340円)
一部売り (朝刊)150円/(セレクト)60円
取材範囲:岩柳周南地域・山口市の一部(県政情報など)
広島に本社を置く「中国新聞」の山口県向け。前述の山口新聞が、どちらかと言えば下関・山口寄りだったのに対し、こちらは周南・岩柳地域向けの地域面構成を行っている。全体的に広島中心の話題が目立つが、それもそのはず、新幹線やJR山陽線・山陽道を使えば広島市街まで1時間程度に到達出来る事から、無理もない。
シェアも広島県に限りなく近い岩国市・柳井市・周南市では、3つの全国紙とはいい競争関係になっているが、逆に山口・下関・山陰では殆ど流通していない。確実に入手したい場合は、JR西日本のセブンイレブンに行くのが無難なところ。
余談だが、本来は京阪神向けの阪神タイガースの機関紙・デイリースポーツに関しては、山口県内では広島印刷版のデイリースポーツがほぼ必ず即売されている(一面も当然、広島東洋カープの話題)。
※発見次第、随時追加していく。
山口新聞以外でも、非常に細々とした地域紙が県内に乱立している。
日刊紙(土日祝日は休刊)
月極 1,650円
一部売り 90円
取材地域:岩国市
岩国市を取材拠点とする新聞社。1964年に当時の岩国市の財界人が個人的に作った「岩国日日新聞」が出発点とされ、その後、「時事日本」→「防長新報」→「防長新聞」(山口市にあった新聞とは別法人だが、その権利を後に買収)と改題し、2006年まではその防長新聞が岩国市の地域紙を発行していた。
2006年で防長新聞は廃刊(経営難+暴力団への資金提供)となるが、その新聞社で働いていた記者たちの手によって、独立した新聞社が「日刊いわくに」である。
近所のコンビニやJR岩国駅では即売されていないと事前に聞いていたため、JR岩国駅から徒歩で本社へ直接出向いて一部買いしている。社内には旧・防長新聞のバックナンバーがたくさん保管されていた。
岩国市内のローカル話が主体だが、全国・海外の情報は読売新聞東京本社の記事を流用している(九州にある今日新聞と同じ)。
週刊紙(毎週火曜・木曜・土曜発行)
月極 1,620円
一部売り 100円程度(※直接購読のみ)
取材地域:柳井市
本社に出向いて直接購読。柳井市内の回覧板といった印象で、2ページ(ブランケット判表裏)で柳井市内のタウン情報が記載されていた。
週刊紙(毎週金曜日発行)
月極 (萩)1,200円/(長門)1,300円
一部売り 360円程度(※原則として、直接購読が必要)
長門時事新聞は1946年1月に発刊された新聞。文字通り、合併後の地域を含めた長門市が取材範囲となっている。1980年~1984年まで一時休刊していた時期がある。2008年10月からは長門市の隣・萩市と阿武町を取材範囲に含めた、姉妹版の「はぎ時事新聞」が発行されている。
週刊紙である性格上、基本的には直接購読の形態を採るものの、長門市・萩市のコンビニでは普通に即売されており、全国紙とセットで長門市・萩市の地域情報を補充している読者が多いものとみられる。
夕刊紙(毎週日曜及び、祝日は休刊)
月極 2,160円
一部売り 90円
宇部市に本社を置く「宇部日報社」の新聞。夕刊として発売され、日曜日・祝日は休刊となる。宇部・山陽小野田地域における地域情報に徹した新聞で、取材範囲は宇部市の隣・山口市や山陽小野田市にも及ぶ。一部の全国ニュースは、時事通信社の記事を引用。
スタンド売りは宇部日報社が指定する、宇部市内のセブンイレブンに限定されているが、厄介なのはそのセブンイレブンが極めてコンスタントにある所。宇部市内ならどこでも入手出来る訳ではなく、写真にある新聞は国道190号沿いの店舗でどうにかゲット出来た。概ね、宇部市役所の周辺で即売されていると勘案した方がいいだろう。
ちなみに、JR西日本の宇部線で、唯一のセブンイレブンがある宇部新川駅には即売されていなかった。また、以前は山陽本線・厚狭駅でも入手出来たらしい。
作成:2020年6月10日
更新:2021年1月27日
2021年1月1日付で、折尾駅は仮駅舎での営業を終了し、翌2日から新駅舎にバトンタッチした。
旧・東口に存在した近代的な駅舎は、地元の保存会などを中心に根強い反対論があったものの、最終的には忠実に当時の駅舎を再現することを条件に取り壊しが決定。新駅舎も旧駅舎とほぼ同じような構造をしているものの、改札内に入れば鹿児島本線・筑豊本線を同一コンコースで乗り換えが出来るように作られているため、100%のレプリカとはなっていない。あくまで外見だけの話に過ぎず。
改札外のレプリカはともかくとして、改札内コンコースが劇的に変化したところは驚かされた。同一コンコース内で鹿児島本線・筑豊本線(福北ゆたか線・若松線)の乗り換えが出来るため、旧駅舎のように徒歩であちこち行き来する必要性も無ければ、仮駅舎時代の迷路みたいな構造にもなっていない。
但し、2021年1月現在では1・2番のりばが存在しない。これは短絡線の道中にある「鷹見口」の要素を1・2番のりばに割り当てるため。2021年1月1日までは、暫定的に鹿児島本線の下り方向用として3番が割り当てられていた部分も、将来的には短絡線の高架化に合わせて1・2番のりばに切り替わり、それを以て高架化工事が全て終了する見込み。
そのため、当面は現在の3番のりばの先が不自然な壁で塞ぐ形で、一旦、閉鎖されている。短絡線の高架化の時にまた会いましょう。
駅レポートに関しては後日、改めて記載するものの、変わり果てた折尾駅に、心からエールを贈りたい。
余談ながら、当面は仮駅舎の解体工事と、それに伴うロータリー部分の再整備を北九州市が主導する形で実施される。皮肉にも、新駅舎までのアクセス通路は、かつての筑豊本線が走っていた部分を暫定活用している。まるで踏み台にされているような気分でシュールだった。
【今後の予定】
- 2021年度内:鷹見口の廃止(新体制の1・2番のりばに移動)・短絡線の高架化
- 2022年度内:駅前広場・ロータリーの再整備完了
「かえり」は折尾駅で2枚きっぷを購入。「博多⇔折尾」は、2021年3月いっぱいで発売が終了するため、思い出を残したい方は、今のうちに買っとくと良いかも。
「國鐵廣嶋」と揶揄られたJR西日本広島支社管内の国電は、2020年のダイヤ改正で全て227系に統一され、そこで使われていた車両は隣の岡山支社・山口支社(広島支社山口エリア統括部の愛称)に移管された。
私の予想として、山口県内の山陽線・宇部線・小野田線は、多分、永遠に国電を使い続けるとみている。その理由として、
- 元々の輸送人数など、たかがしれる程度。実際の利用も、九州方面の乗り継ぎである下関駅を除けばせいぜい10,000人以下であり、人口減・利用減の可能性が高い線区に新車を投入するのは、新車製造・運用コストに対して割に合うとは言い難い。
- 宇部線・小野田線はBRT転換の疑惑も浮上しており、山陽線などを含めても基本的には自動車交通に依存した地域性である。
- 岡山支社も自動車交通に依存しているが、特急・快速列車の改良化が進む一方で、普通列車は未だに国電を使い続けており、岡山・倉敷・福山都市圏に対する人数と輸送密度や、新幹線のりかえなどに伴う鉄道利用の需要拡大が今後も見込まれる。そのため、当面は国電を使用し続けるものの、段階的に新車を投入して利便性の改善を図る必要がある。
こうしたことから、岡山支社に関しては広島支社の通勤型列車である227系か、もしくは大阪環状線で運用している323系の改良版を導入する形で、次の世代にバトンタッチする可能性が高い。逆に需要減の山口支社管内は、岡山支社で使われた国電を全てココに異動させ、国電車両の解体処分や修理を何度も繰り返し、車両が不足したら他のJR西日本・JRグループで使われている国電車両を購入してココに引っ越しして使い続けていくだろう。どうしても国電の在庫が無くなった時に、アーバンネットワークで使われている初期型の列車(207系・221系など)を持ち込むモノとみている。
ココはゴミ捨て場か()
ちなみに、山口支社管内で今後進むものとして考えられることも言っておく。
- ICOCAの山陽線全線区対応(下関駅にあるJR九州の自動改札機は、本来のJR西日本に変更した上で、SUGOCAチャージ機などのJR九州の所有物は撤去。但し、他のJR各社と同様、下関駅を跨いで同一交通系ICカードの乗車が出来ない可能性が高いため、ホーム上や自動改札機付近に乗り換え改札機を設置?)
- ICOCAのエリア拡大(せいぜい山口線・山口駅までが限界。山陰線は小串駅まで。宇部線・小野田線は、BRT転換の話も勘案しながら慎重に検討。岩徳線などは最初から導入しない)
- 一部線区の戦力外通告(山陰線の一部・岩徳線・宇部線・小野田線)
- 北陸支社の無人駅並みに、木造建築が多い山陽線の駅をシンプル化(将来的にICOCAに対応できるように勘案)。
- 新幹線側も含め、有人窓口を出来るだけ早期に全廃。アシストマルスを積極的に導入し、駅員配置転換を加速する。
- 駅名標の交換(本来のラインカラーに沿ったモノに変更)
安全面と乗車環境改善のための設備投資は進める一方で、電車・気動車は国電を最後まで使い続ける。山口支社管内は、国電最後の楽園(EDEN)になってしまうのだろうか。
ちなみに、山陽線の国電は3両編成で十分だと思う。4両編成はスキがデカいし、逆に2両編成は窮屈。この辺、実際の時間帯に応じた輸送人数ではなく、単に国電車両の在庫などで判断しているのだろうか?