そらマメさん

ただ思ったことをカキコするだけ。

ローカル新聞(地域紙)の一例

 一般的に地方紙と言えば、各都道府県に限定する形で取材・新聞製作・発行を行う新聞のことをさすが、それらは異なるエリアを跨ぐ場合だとブロック紙、単に1県1紙の範囲になると「県紙」といった言い方をする。

 

 が、それよりも更に範囲が狭くなった「地域紙」というのが別途存在する。地域紙は取材範囲が市町村レベルにまで狭くなるのが特徴で、県紙では手が届かないコミュニティーメディアとしての役割を担っている。具体的には「○○小学校の田中さん(仮名)が市町村健康促進コンクールで優勝獲得」とか「4校区の渡辺さん(仮名)、ゴミ拾い50年の活動を振り返る」みたいな、県全体で見ればどうだっていい話を、地域の話題として深く掘り下げるのが特徴である。

 

 私が所持している地域紙をここで紹介していく(北から順番に並べている)。

 

長門時事

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長門時事
  • 会社名:長門時事新聞社
  • 発行日:毎週金曜日(週刊)。但し、週5回ある場合は第2金曜日は休み。
  • 新聞の形態:ブランケット判
  • 一部売り:330円
  • 月極:1,300円
  • ページ数:4ページ
  • 入手場所:[E9山陰道] 三隅IC隣のローソン

 山口県長門市で発行されている地域紙。表題の通りに長門市(合併前の地域も含む)が取材範囲となっており、扱う内容も専ら北浦地域の話題に主体を置いている。

 

糸島新聞

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糸島新聞
  • 会社名:糸島新聞社
  • 発行日:毎週木曜日(週刊)
  • 新聞の形態:ブランケット判
  • 一部売り:225円
  • 月極:900円
  • ページ数:4ページ
  • 入手場所:JR筑前前原駅ファミリーマート

 糸島市を取材拠点とする糸島新聞社が発行する地域紙。1917年創刊であり、糸島市になる前の旧・前原市志摩町二丈町を対象としている。西日本新聞社と提携しており、糸島支局のオフィスと共有していることから、案件次第では西日本新聞の記者と共に取材に当たるケースも。

 

有明新報

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有明新報
  • 会社名:有明新報社
  • 発行日:日刊紙(新聞休刊日前の日曜日を除く)
  • 新聞の形態:ブランケット判
  • 一部売り:130円
  • 月極:2,470円
  • ページ数:8ページ
  • 入手場所:JR大牟田駅ファミリーマート

 福岡県大牟田市のJR大牟田駅近くにある新聞社。取材範囲がやや広く、大牟田市みやま市柳川市大川市と、隣の熊本県荒尾市・長洲町を含んだ南筑後エリア(+α)が対象。夕刊と同じ扱いになっているが、配達に関しては有明新報の販売店が直接配達する場合と、他の新聞販売店(主に西日本新聞エリアセンターなど)に委託する形で翌日の朝刊に配る場合の2つがある模様。

 

夕刊デイリー

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夕刊デイリー
  • 会社名:夕刊デイリー新聞社
  • 発行日:日刊紙(新聞休刊日前の日曜日を除く)
  • 新聞の形態:ブランケット判
  • 一部売り:110円
  • 月極:2,300円
  • ページ数:12ページ
  • 入手場所:[E10東九州道] 日向IC近くの南九州ファミリーマート

 宮崎県北部の延岡市に本社を置く新聞社。対象地域も延岡市に加えて、日向市・美郷町・五ヶ瀬町高千穂町と取材範囲が比較的広い。「デイリー」と聞くとスポーツ新聞のように聞こえるものの、宮崎県の視点に立てば夕刊(もしくは宮崎日日新聞を補うための新聞)となる。国内・国際記事は時事通信社からのニュースを引用。

 

ジャーナリズムよりも、地域情報を補うためのコミュニティーメディア

 地域紙を読んでいると、とにかくローカルな話題が充実している。そこには真相究明といった、ジャーナリズムの視点はあまりない。逆を言うと、全国規模で発生している話題よりも、ひたすら地域の話題に徹することで郷土心を高める要素があるとも見て取れる。

 

 もう一つは工業地帯ほど地域紙があるというところ。恐らくコレは出稼ぎ労働者に対して、その地域がどういう土地柄なのかを理解してもらうことが背景にあるのでは、というのが私の見立てだ。

 

正直、地域紙は入手が難しい

 今回紹介した新聞は、偶然にもコンビニや駅売店で入手できた事例ばかりであるが、一般論としては日刊紙でない限り、地域紙の入手は困難を極める。特に週刊紙になると、駅売店・コンビニの発売すらない所もあり、新聞社に直接問い合わせて一部売りで購読するなどの措置を考えないといけない。

 

 また、週刊紙(1ヶ月に4~5回発行)になると、一ヶ月の購読料は1,000円台で済むものの、1回購読となるとその1/4~5の値段となることから、総じて1部300円~とか当たり前。普通の新聞が一部110~180円というのを踏まえると、これはかなりの割高である。入手のしづらさに加え、仮に発見してもレジで1部300円~という値段が表示された時にビックリしたもの。もしも興味のある方は、ご注意の程を。

 

 こうした「入手した新聞データベース」を、改めて「そらみち見聞録」のコレクションコーナーにある新聞一覧で少しずつ反映させて行こうかと思ってる。