そらマメさん

ただ思ったことをカキコするだけ。

タブロイド佐賀新聞

 2019年8月1日付の佐賀新聞は、特別企画として「丸ごとタブロイド判で発行してみた」

 

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タブロイド佐賀新聞

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中面のテレビ番組表は、そこだけ切り離すことが可能。

 

 最初の発行から135周年を記念したことを踏まえ、今後の佐賀新聞の方向性を読者に問いかける意味で、8月1日限定でタブロイド判で流通させてみたという話。通常の佐賀新聞と内容は同じだが、株式コーナーが省略されていたりするなど、一部のコーナーが割愛されている。

 

 タブロイド判での朝刊流通は珍しい声もあるが、実は10年くらい前にも、産業経済新聞社SANKEI EXPRESSというタブロイド朝刊を発行していたりする。

 

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SANKEI EXPRESS(2016.3.1)

 

 産経EXの特徴は、産業経済新聞社から発行されている産経新聞朝刊と、夕刊フジ・サンスポ・ビジネスアイの4媒体から記者が選んだ解説記事・分析記事とダイジェストニュースをピックアップし、そこから当時の若年者をターゲットにアートを意識した紙面で構成していたのが特徴。上品な高級紙をふんだんに使い、産経EXのロゴにあるカラーが日によって異なっていたり、中面では写真やアート作品を堂々と公開するなど、タブロイド佐賀新聞が主張する「誰でもとっつきやすい新聞を意識してみた」とほぼ同じ。結局、産経EXは、もとの産経新聞・サンスポ・夕刊フジ・ビジネスアイに戻る形で2016年に休刊となったが、当時としては画期的なアイデアとして注目を浴びた。

 

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タブロイド佐賀新聞、結局どうなる?

 

 5面に今回限定のタブロイド佐賀新聞を発行した新聞社の声明があるものの、私の見解は下記の通り。

 

  • 総じて言えば、悪くない。こういう形態での流通も、それはそれであり。但し、タブロイド佐賀新聞にしたところで部数低下に歯止めが掛かる保証は無い。また、新聞購読者層の殆どは、概ね現役引退後の高齢者が中心であるため、従来から慣れ親しんだブランケット判の方が読みやすいという声もあるのでは。土日に限定してタブロイド佐賀新聞を流通させるのは、アリ。
  • タブロイドにしたところで、ブランケットの28p前後よりも大幅にページ数が増えている。今回の社会実験では64pだが、タブロイドはブランケットの1/2サイズなので、実質的に28p前後×2=56p前後であることに変わりなく、それならばブランケットでの流通でも別に構わないという形になる。本格的にタブロイドへ移行する場合は産経EXの時と同様、概ね40p程度で収めなければ、コスト削減による費用対効果を発揮しづらい。
  • タブロイドに移行する場合は、出来るだけ共同通信のニュースは控えた方がいい。全国・海外のニュースはダイジェスト形式で(単にタブロイドにしたところで共同通信のニュースで穴埋めしていることに違いないため。産経EXの場合は、ニュースダイジェストコーナーを4p程度確保した上で、そこで様々なニュースをコンパクトにまとめている)。代わって、ひたすらサガン鳥栖、ひたすらフランシュシュの皆様方の話といった、専ら郷土ネタ重視の紙面構成といった形態が望ましい。
  • 宅配をどうしても徹底させるのであれば、佐賀新聞のデジタル版を縮小させるしかない(別に佐賀新聞に限った話じゃないけど)。

 

 ところで佐賀新聞のトップが映ってる5面、その隣にいる金髪の年寄りは例の大統領なのかね?