そらマメさん鉄道局・流通局

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「旅名人の九州満喫きっぷ」 旅名人への道 ※素人レベルの話

www.jrkyushu-kippu.jp

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どこに行こうかな~?

 

 JR九州が発売し、九州各地の鉄道会社が乗り放題になる「旅名人の九州満喫きっぷ」。改めてココで、基本的なルールをまとめる。

 

  • おねだん:11,000円(2019年10月1日より実施・こども用は設定されていない)
  • 1枚のきっぷで最大3回/日(あるいは最大3人)の利用が可能。利用日は有効期限内であれば、いつでも使用できる。
  • 有効期限は利用開始日から3ヶ月以内
  • 西鉄電車の特急・急行列車及び、島原鉄道の急行列車を除き、各鉄道会社の特急及び新幹線・博多南線は乗車不可(別途、所定の乗車券・特急券が必要)
  • 指定席が求められる場合は、所定の指定席券を購入すれば乗車可能。但し、南阿蘇鉄道くま川鉄道の観光列車は乗車不可(別途、乗車券+指定席券が必要)。
  • 乗車日が翌日に跨がる場合、JR線は0時を過ぎて最初の駅まで有効。それ以外は終電まで利用可能。

 

 いわば、九州エリア版の青春18きっぷだが、違いは通年発売されていることと、JR線以外の鉄道にも乗れるという所。JR九州管内に限定すれば、取りあえず1.1万円出せば18気分を体験できるものの、一方で、他社線乗り継ぎが可能というメリットもあることから、使い方によっては便利かつおトクに九州旅行が出来る。

 

 では、満喫での移動を行う時のポイントは何なのか、具体的に見ていく。

 

1.まずは「慣らし乗車」、取りあえずJR線のみで練習

 青春18きっぷの時と同様、まずは本数が多い鹿児島本線日豊本線(小倉~行橋など)を中心に乗車してみるというもの。乗り放題とは言え、基本的なルールは18きっぷと同じなので、普段利用している乗車区間とは別のエリアに乗ってみると、都市圏 or 田舎とは違った運行形態や風景を肌で感じ取れるもの。JR線でしっかりとパターンダイヤを確認し、そこで途中下車なども含めて「慣らし」てみよう。

 

2.特急・新幹線は、あくまでも「かえり」の保険として思うこと

 西鉄電車の特急を除き、基本的には18きっぷと同じなので、特急・新幹線への乗車は出来ない。「満喫を使う以上、特急・新幹線は使うべからず」というのが理想的な利用形態(個人の感想です)だが、そうは言えども翌日が仕事って人も多い。そのため、どうしても特急・新幹線で移動したい場合は、時間と金銭面で話し合った上で判断。「確実に帰れる保険」という程度でみるのが一番かもしれない。

 

3.JR線と他社線は、時刻表だけでは判断しづらい

 JR線と連絡運輸の形で繋がっている地下鉄空港線平成筑豊鉄道甘木鉄道・MR松浦鉄道南阿蘇鉄道くま川鉄道肥薩おれんじ鉄道の場合は、JR時刻表を見れば次の電車・気動車がいつ来るのかを察知できるが、それ以外の列車はJR時刻表には掲載されていない。そのため、他社線のダイヤは基本的には現地確認。ゆとりを持って行動するしかない。

 

4.福岡市内から熊本方面へ、少しでも早く行く方法

 福岡市内にお住まいの場合で、中央区・西区・早良区寄りの地域であれば、西鉄電車の特急を使うという方法もある。追加料金が取られず、満喫きっぷだけで乗車できるため。福岡天神から大牟田駅までは約64分。並行するJR鹿児島本線は、博多駅から大牟田駅まで快速で移動して約62分。どちらも差が殆ど無いため、出発点となる西鉄とJR、どちらかの主要駅へアクセスするのに、最も近いコースを選ぶと便利。大牟田駅でJR線に乗り換えた後は、ひたすら2両編成八代行きの普通列車で我慢。

 

5.1日でJR線以外の他社局を巡る方法

 この前の令和の旅では、西鉄→JR→平筑→JR→地下鉄→西鉄の順番で回れたが、この地点で4社局。朝6時30分から西鉄久留米を利用したとして、途中駅でブラブラとしない限りは、5~7社局はイケるんじゃないかな。

 

6.満喫でもとを取るには?

 1回あたりの額面価格は、11,000÷3回=約3,670円。ということは、JR線の場合は片道1,840円(博多⇔玉名が1,850円)以上の距離で行けば、元が取り返せる

 

 JR線は基本的に運賃が同じだが、他社線は路線ごとに料金が異なる。特に第3セクター転換路線(私は便宜的に「国鉄戦力外路線」などと呼んでるけど)の場合で、完乗した時の運賃がJR線と比較して大幅に値上がりすると分かっている路線では、満喫きっぷが上限突破防止のお守りになるため、これを使わない手はない。JR線の目安となる「片道1,840円の壁」を突破する路線は、

 

 

 などがある。総じて、国鉄戦力外路線は運賃がJR線よりも高いため、普通の乗車券だけで移動するのはかなり辛い。

 

 各鉄道会社も独自でフリーきっぷを発売しているが、あくまでも該当する社局限定であり、行動範囲は狭い。一方、満喫きっぷは一定の条件を満たす範囲で社局問わずに利用できるため、エリアの広さという視点で考えれば極めて強力なアイテムといえる。

 

7.現金の所持を忘れずに

 JR線であっても、場所によってはSUGOCAnimocaはやかけんといった交通系ICカードが利用できない路線もある。そうした地域では、交通系ICカードでグルメやショッピングを楽しむことが基本的に出来ない。よって、完全な交通系対応の駅を除き、基本的には現金の所持をお忘れなく。

 

8.JRのイスと他社線のイスは異なる

 同じロングシート・転換式クロスシートであっても、JR線であればJR九州共通のシートが確保されている一方で、他社線はまちまち。乗り心地という面で考えると、他社線の方が苦行になるかもしれない。

 

9.ロングランに向いている路線、そうでない路線(主観)

JR線

他社線

フェレット君)↑の路線は、発車時刻さえ間違えなければ、ロングランとして結構長く乗車できると言えるもの。

 

また思いついたら追加します……