そらマメさん鉄道局・流通局

ココでは新聞の流通考察・鉄道旅行話などを。

西スポ値上げへ

※追記

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2020年4月1日から、スタンド売りの値段を値上げ。

 悪い予感はしていたが、結局、今年の4月1日から値上げすることが決定。スタンド売りに限り、他のスポニチ・報知・九スポと同様、一部150円に改定する。これで140円を推移しているのは日刊スポーツだけになった。

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c.nishinippon.co.jp

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どうせ球団移設30thを応援するなら、連日セッション折りサービスをやればよかったのに。

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サンデーホークス、最終回「も」千賀滉大投手の話でFINISH

 ホークスが福岡に球団を移設して今年で30周年になるのを理由に、特別に西日本新聞の中面にセッション折りの形で西日本スポーツのホークス面(1~3面)と終面を添付してきたサービスが、今日付で終了する。シーズンが終わり、いわゆる優勝パレード開催などによる一連の行事も今日で終わるため、キリがいい今日で終わる方が得策と判断したからだろう。

 でもなぜ、西スポ添付サービスを実施したのか。もちろん、建前論としては上記が理由だろう。でもそれなら連日添付して、終面の部分を別の西日本新聞の記事にすれば良かった話。しかも添付が始まったのが西日本新聞の購読料改定が始まった5月からであるのを見ると、ますます疑問に感じる。

 卑屈に考えるなら、値上げに伴う客離れ阻止。具体的に分析するなら、

  1. 西日本新聞の朝刊(+夕刊)は定期購読しているが、西スポは一部買い(定期購読するほどではない)という客に対する負担軽減策。
  2. それ以前に朝刊が値上がりすることで、購読を止める客離れが発生しかねないため、客離れを出来るだけ抑えるための販促対策。
  3. 球団とのタイアップ?(であるにしても、ホークス当局は独自で自社からの情報発信を積極的に行っているため、わざわざ西スポ相手に根回しを図っているのかは疑問)

 のどれかだと思っている。多分、「2」が一番有力で、次が「1」だろう。

 増税に伴う購読料改定を西スポまで行うと、朝刊発行部数減とダブルパンチで堪える。しかも増税までは5月1日~9月30日と短期間。そこで、朝刊はニュースの礎として値上げに協力してもらう一方、西スポは今シーズンまではページ数の見直しなどを踏まえて現行体制を維持しつつ、ファン交流・契約更改の時期が終わる11月頃までの発行部数(≒実際にどのほどの客が減ったか)を分析した上で、来シーズンから値上げに踏み切るかどうかを検討するのではないかと見ている。

t-matsuda14.com

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JR熊本駅で見かけた新聞たち。手に取った人、この一日で数人程度なんじゃないの?

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JR横川駅のセブンイレブンにある新聞コーナー。地元・広島であっても、広島デイリーには無関心。

 そもそもJR・西鉄といった駅構内のコンビニをちょくちょく見るモノの、他のスポーツ紙も含めて相当なまでに山積みになっている所が多かった。増税に伴う一部売り価格の改定後も変化がないため、どこのスポーツ新聞社も揃って、発行部数を出来るだけ減らしつつ、減少分を一部買いの値上げで対処したいのではないかと考える。多分、西スポの値上げも時間の問題だろう。

bunshun.jp 上述はスポニチの記者の事例だが、西スポのホークス番記者も、最近は専用TwitterでホークスHKT48・かつての福岡の球団であった西武ライオンズを含む)情報を積極的に配信するなど、ネット配信に転換することを前提とした編集方針になりつつあり、ネットが使い切れない客は紙媒体で棲み分けするなどの工夫を取り入れている。そのような形で、スポーツ紙の完全なデジタル化を推進させていくための試金石なのかもしれない。

 ちなみに今年一番、スポーツ紙を買ったのは、西スポ……ではなく、九州スポーツでした。

 

執筆:2019年11月24日
更新:2020年3月17日