XPERIA XZ1の残債満了があと3ヶ月に迫ったことから、ずっと前から欲しかったiPhoneに鞍替えすることにした。
選んだのは「iPhone11(128GB)」。本当は256GBが欲しかったのに、全部取られて売り切れていたため、仕方なく格下の128GBで我慢。全色揃っていたモノの、どうせシェルカバーを付けるので色にこだわる必要はないと判断。無難な黒で使って行くことにした。
以前のXPERIAを下取りに出してもらい、さらに機種変更応援プログラム(約6,500円相当の積立)を適用し、その場で残債をチャラ。それでもガラスフィルムを購入できるほどの余裕が出たことから、それもついでに購入してiPhoneにバトンタッチ。さよならXPERIA、君のことは適度に覚えてるよ~(SO-01Kの評価は、また今度)。
機種変更の理由
直感的操作がAndroid以上に行いやすく、いわゆる標準装備の「孫の手」を借りてiPhoneを使いこなせる印象を受ける。また、Android系統に見られる「OS側の問題・ソフトウェア側の問題・端末供給のメーカーの問題」といった縦割り感が殆ど無い。デザインもいいし、カッコいいと思うから。
……なんて言ってるけど、一番の理由は「他がiPhoneばっかりなので、Android持ちのワイにしたら世間的に阻害されているとしか思わんわー!!!!」というのと「ガチガチのガラパゴスなスマートフォンは、要らん機能盛りだくさんで鬱陶しい」という、ある種のコンプレックスを打ち払うためにiPhoneにしたのが一番の理由。
JR・西鉄電車などの公共機関でスマートフォンをイジってる光景を見るが、明らかに自分だけXPERIAで「浮いてる」ので、どうしてみんなiPhone一択なんだと首を傾げていたが、そういうヤキモチ感も終わって良かった。
iPhone11の新機能
以前から存在する機能の強化点も含めた、iPhone11のプロモーションビデオから確認できる新機能をまとめると、
このうちFaceID機能は、最初のアカウント登録の地点で既に自分の顔を認識させたため、実際にFaceIDを有効にすると、面倒な手続きなしであっという間にホーム画面まで到達できる(他人の顔だと無反応)。コレはなかなか便利な機能なんじゃないかなー、と思う。Androidにも似たような機能はあったが、機種・OSバージョンごとにバラバラであるため、iPhoneのように画一的かつワンタッチ操作だけで物事が進めるような設計は、確かに誰だって使いたいと思うはずだろう。
Android→iPhoneの難点
慣れるしかないが、iPhoneに移った後の仕打ち・操作性の問題をいくつか挙げる。
特にiPhoneをLightningでPCに接続し、それで自由にD&Dでファイル移動が出来ないのは、Android遣いだった私にしてみれば、非常に不便極まりない。「やはりAndroidは欲しいなぁ~」(※注:別にソレを使いこなすのではなく、カメラ機能だけあればOK)と思うのであれば、格安スマホで廉価なXPERIA(中古品で、以前使っていたSO-02JでOK)を別途購入し、時計合わせを理由に最安のSIMカードのみ差し込むか、今の有線LANを無線LANに切り替えるための手続きを行った後、Bluetoothによる遠隔操作を前提とした走行動画はXPERIAのみで担当し、普段はiPhoneで色々とやりくり、といった使い方も検討した方が良いかもしれない。
好き勝手にやらせてくれるAndroidなのか、こだわり重視のiPhoneなのかの問題
「もう世の中はiPhoneの時代だ、Androidなんて、ダッサ~~」という空気が蔓延してるが、実のところ言えば、Androidスマートフォンの方が自由性はかなり高い。それは10年近くもAndroidスマートフォンを使い続けてきたからこそ、iPhoneのように「あまりに逸脱した操作はNG」というやり方には耐えがたい所がある。
でも、全員がそうでないにしても、基本的に人間は「難しい操作はあまりしたくない」という母性本能を持っている。iPhoneはAndroidのようにきめ細かさを求めるのではなく、孫の手を借りずともかゆいところに手が届く設計だと考える。そこにデザインの良さが加わって、ガラケーからiPhoneに移ったと解釈するのが一般的だろう。
とはいえ、長らくAndroid漬けだった自分が、果たしてiPhoneをらくらくとこなせるかは、現段階では不安しかない。1ヶ月後・3ヶ月後・6ヶ月後・1年後、果たしてどうなってることやら……。