もしも添田町~田川市がBRT転換となった場合の経路を予想してみた。
既存の線路をバス専用道に転換する形で定時性を確保する一方、川崎町では役場・病院・商業施設へのアクセスを柔軟に行えるよう、一般道路で乗り継ぎを行ったり、バス専用道区間であっても、学校への通学や大型病院へのアクセスを改善するための対応を施した場合、多分、この経路が最も理に適うかなとみている。
今の段階では後藤寺~添田が廃線になる話は出ていないが、今後、巨大災害が発生して、乗客の少なさを理由にJR九州が戦力外通告を発動する場合、添田・川崎・田川の1市2町が素直に受け入れるかどうかが鍵を握る。
今回の添田~夜明・日田は、あくまでも東峰村区間の存続問題で足の引っ張り合いが表面化しているが、添田町も一定の条件をトレードする形でBRT転換を容認。でも、コレは添田以北が現在でも稼働をし続けているからこそであり、仮に添田以北がBRTで再出発となった場合、掌返しでJR九州に抵抗する可能性は、十分考えられる。
対岸の火事と思わず、もしもJR九州が「自治体にも負担を要請する」となった場合、それはBRT転換のサインであるという覚悟があるか。興味深い所である。
▼は「プロ野球戦力外通告 クビを言い渡された男たち」のオープニング曲。鉄道における戦力外通告の話をする時は、この曲を聴くようにしている。