そらマメさん鉄道局・流通局

ココでは新聞の流通考察・鉄道旅行話などを。

新聞配達 よくある質問(FAQ)

(必要に応じて追加する予定)

新聞配達、夏と冬ではどちらがキツいか?

 どっちもキツいが、自分は夏がイヤ。冬は厚着をこなせば動けるし、ユニクロヒートテックを何枚か着るだけでも十分に暖かくなる。一方、夏は半袖で配達しても蒸し風呂状態だし、汗だくになって体臭がキツいし、夕刊配達は炎天下のもとで慎重に配る必要があるので、もう勘弁して言いたい。

給料は?

 基本的には配達部数に応じた歩合給方式を採用している店舗が多い。一部300円でカウントし、そこから当月の配達部数を計算するやり方が一般的。ちなみにワイの所は一部320円。アベノミクス効果でチョッとだけ改善された。

 夕刊は配達部数が少ないため、時給制方式でカウントしているのでは?

 参考比較として、自分の場合は朝刊が約8.5万円、夕刊が約1.8万円。それに諸手当と所得税も加わって、一ヶ月約10.5万円程度。

(筆者の場合)今年で何年目?

 6年目。おかげで店の中ではエース級のように扱われている(^^;

困る家の特徴

  • 時間指定をしてくる所。新聞配達は「民主主義を守る」という前提があるが、そのためには他の配達業でも観られる「時間指定・置き場所指定は別料金を課す」ということはしない。それを悪用して、どう考えても理不尽な時間に配達を依頼してくる。(例:新聞が工場から届くのが2時丁度とすると、そこから準備に時間が掛かるのに、2時半までに配達を強要してくる)。
  • 事ある度に外出。おかげで部数が分からなくなり、誤配が起きやすくなる。
  • 事ある度に銘柄を変更してくる(例:P紙とQ紙を配達していたら、ある日突然、Q紙要らんと言い出す)。やはり誤配が生じやすい。
  • 犬を放し飼いしているところ。
  • 家の前のポストではなく、家の玄関の所にあるポストに投函しろと強要してくるところ。
  • 原付を家の庭に乗り入れするな、睡眠妨害だ!と主張してくる家。
  • 雨に濡れそうだからという理由でビニールを入れると、その家から「面倒だからビニールなんか入れるな!」とクレームが入る。
  • 解約して長らく配達がなかったところに再び配達が行くようになると、どうしても長期空白の癖で、その家の前を通過してしまう。
  • 月替わりの時の新聞配達追加・配達止めの家を間違えやすい。
  • 特定日だけ配達を希望してくる家(例:土日祝日はQ新聞を止めろ、みたいな感じ)。

新聞配達、ココがコワい

  • やはり真っ暗なので、水路に誤って落っこちたりする。
  • 夏の場合はクモの巣に当たって気持ち悪い~
  • 雨の日は滑りやすい。
  • どうしてもキックスタンドでは立たないような坂道の場合、少しでも緩い上り坂に停めてから、徒歩で配達するしかない。
  • キックスタンドが不安定でバイクがズッコけてしまい、新聞が飛び散る。
  • 夏の場合は熱中症対策が必須。冬の場合でユキが降ったら、滑りまくって最悪。
  • あまりに配達量が多いため、配った後で身体が疲れて爆睡→気が付いたら昼→(夕刊)→翌日の繰り返しなので、曜日感覚も分からないし、明らかに不健康路線。疲れも取れない。

新聞配達のメリット

  • 最初はキツいが、慣れてくると夜行型人間に変わっていき、そんなに苦労しなくなる。200部配っても免疫力が付く。
  • 連日出勤が大前提だが、その分、ちゃんと給料の形で跳ね返るので、自己責任の範囲内で満足ゆく給料が貰える。
  • 1~2回程度のバックレなら厳重注意で済まされるが、3回以上になれば即・戦力外。これでも易しい方で、都心部だと1回のバックレすら即クビとか普通。また、誤配を犯した場合のペナルティーもスゴいらしいよ。

ぶっちゃけ、客は減ってるの?

  • 他紙との競合があるため、自分の住んでいる地域内では極端に大きな変化はない。高齢者が圧倒的多数を占めているのもあるため、絶対数で観れば部数低下は緩やか。
  • 但し、楽観視はできない。10年後になれば、今の半分近くにまで減少していると観ている。

電子版

  • 新聞社が揃って「電子版を読んでくれ」と叫ぶが、高齢者が圧倒的多数の田舎では「そげんかとよかけん、はよ持って来んか!」と一蹴されて終わり。チラシを入れて宣伝しても効果ゼロ。定期購読をした後でログイン用のパスワードを教える仕組みであるため、紙宅配が間に合わなかった時の救済措置レベルの話。だったら電子化するな言いたい。
  • 「戸別宅配で民主主義を守る!」という割には、Webで無料公開・限定公開とかしているのを見る限り、ニュース配信に対する基準が極めて曖昧。やはり、販売店への根回しを優先するが故の中途半端感は避けられない。
  • 完全な電子化が実現するの、恐らく日経ぐらいなもんじゃないの?

あの新聞はどこから輸送するのか?

  • 普通の新聞・スポーツ紙:販売店から直接配達
  • 即売専門のスポーツ紙:基本的には代理販売と契約している店舗で対応。
  • 駅売り・コンビニ売り:基本的には近所の新聞屋から持ち込んで、当日分の引き渡しと先日分の回収を行う。但し、スポーツ紙は専用の即売業者が持ち込む。
  • 宗教団体の機関紙:その宗教の信者さんが手弁当で宅配。ボランティアなのでノーギャラらしく、せいぜい茶菓子が出る程度だとか。
  • 政治団体の機関紙:やはりその政治団体の幹部が配りよるみたいよ。
  • 業界紙業界紙を発行する新聞社次第だが、専売店を持たないため、基本的には普通の新聞屋に委託する。

 即売・宅配限らず、新聞の一面に掲載された版立て番号が分かれば、だいたい何時ぐらいに印刷を始めたのかもよく分かる。ココはマニアックな話。

店とは会話するの?

 重要な話をする場合を除いて、配達員とその店のオーナーさんとの会話は、殆ど無い。なので対面で色々と言うというのは、何か別の理由が生じた時ぐらいなもの。コミュ障(スラング)に向いた仕事かもしれん。

一つの店で複数の新聞を配ることってあるの?

 都会ではあまりそういう事例はない(日経を朝日のお店に委託という事例ならある)が、田舎で需要が小さい所は、ほぼ全部扱う。なので、

  • 別の銘柄を誤って投函
  • 本来のメインの新聞とは違った新聞にチラシを入れ損ねる。

 ……などの問題が生じやすい。

配達員が一番気をつけないといけないこととは?

  • とにかく体調管理には十分に注意する。
  • 今だったら新型コロナウイルスに感染するリスクが高いため、三密は避ける。
  • 前日に酒を飲むな。配達中にヨレヨレの状態だと、遠慮無くパトカーが接近して、職質→最悪、立件となります(もちろん、この地点で懲戒免職処分)。
  • 体調が悪い場合は、事前に店のオーナーさんと相談。場合によっては配達部数を一時的に減らし、残りを代配してくることも。
  • ケガをしないよう、あまり爆速しない。
  • ↑が守れない、ムリと思うなら、潔く違うお仕事を探しましょう。

(NEW)一番の危機は?

 倒れた樹木に激突して、顔面軽傷・前歯が折れたこと。台風接近で強風に煽られたが、新聞社の判断では「強風なら通常通り配送」という選択肢を選んだため、販売店も無問題と判断。あまりにも風が強く、倒れた樹木の先に街灯があるために死角になっており、不自然な暗さに巻き込まれた。

 まあ、労災保険が適用され、その後で任意保険からもカネが入ったので、どうにか過ごせたけど。

(NEW)大雨対策は?

 基本的には集中豪雨が発生して、道路が冠水しようが何だろうが、ちゃんと配達することになっている。そのため、集中豪雨が起きてる最中に新聞を配る場合は、あまりに雨脚が酷い場合は屋根で待機し、少し収まってから行動することにしている。

 ただ、2019年8月豪雨の時は毛色が違っており、集中豪雨になるとは聞いていたが、実際にそれが始まったのが4時半頃。次の区域に入る前に突然、物凄い大雨が降ってきたので待機していたが、一向に収まる気配が無いため、慎重に配達。ところが、原付が雨でエンストするところまでは許容していたが、走れば走るほど後ろが重い。後ろのトランクにいつの間にか水が染み込んでしまっていて、逃げ場を失って新聞がプッカンプッカンと浮いた状態になっていた。

 しかも、ある世帯に着いたら、道路が冠水して長靴の中に水が入り込んでくるため、大ピンチ。それでも配ったけど。

 

(取りあえずココまで)