そらマメさん鉄道局・流通局

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COVID19騒動を客観的に考える

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いちだいじ、いちだいじ。

 ワイドショー&新聞こそ真実と思い込む年寄り、本当に多いよねぇ。もちろんネットの情報も玉石混淆やけど、一方でPCR検査とは何なのかという基本的知識を身につけておけば、徐々にCOVID19の特徴も見えてくる。

PCR検査(ウイルスチェック)

 と言うわけで、現状の問題を客観的に見てみる。

  • PCR検査で感染者が拡大していると大本営的に伝えられるが、その検査結果は2週間前のモノ(つまり、2週間前の時期のことだけで思考停止している)。
  • PCR検査は万能ではなく、誤爆で陰性反応(その逆の陽性反応を含む)が起きやすいため、直ぐさまCOVID19に感染と判断するのはご用心
  • PCR検査で感染した人は大量に出るが、COVID19が出回り始めた3月~4月当初は「具合の悪い状態が4日以上続く場合は、近くの保健所に相談」ということになっており、そこでの感染状況をもとに厚労省で精査するという仕組みだった。現在は各都道府県で独自に発表してよいという仕組みに変更されており、自治体によってはPCR検査に必要な医療費を公費で賄っているため、それで患者さんに検査をした結果、鰻登りに増えている。
  • 感染した人の数と、実際に入院が必要な患者の数は一致していない(執筆地点では全国累計が約32,000人、うち入院治療が必要な患者は累計で約7,100人、治療が終わった人の数は累計で約23,000人程度)。油断は出来ないが、素人感覚で見てみれば「感染力は強いが、死に至る可能性があるかは持病・その時の状況次第」というウイルスであることが窺える。

 こうした話を大前提に物事語らないといけないが、ワイドショーはとにかくCOVID19の蔓延を「特需」と見なして徹底的に煽るため、まあ、鬱陶しい。かといって、SNSばかり見ると情報がアヤフヤで、エコーチェンバーのように跳ね返るので難しい。

 まずは客観的にデータを見つめるということが大事。私は厚労省のCOVID19感染状況をオープンデータの形で公開し、それをグラフ化している東洋経済オンラインの特設サイトを定期的にチェックしている。

toyokeizai.net

難しい「医療と経済の両立」

 「感染が拡大するなら、再び緊急事態宣言を発動すればいいのでは?」という意見もあるが、コレを行うと諸外国の経済も含め、あっという間に大恐慌に突入してしまう。かといって野放し状態を続けると、今度は国民全員がCOVID19に感染してしまい、司令塔の総理官邸で感染者が出れば、日本国の行政がストップしてしまう。

 なので、現在の政府見解は、感染の精度が微妙なPCR検査を実施してでも経済を回し、もしも感染者が出た場合にはプライバシー保護を前提に発生場所を公開、Cocoaなどのオープンアプリを活用するなどして三密回避を徹底して戴く、といったことしか言えない。

 そもそも、緊急事態宣言を解除し、行動を自由化する以上、その分リスクも上昇することは最初から分かっているはず。なので「今更感」もあるんだよなー。

テレワークなどの新しい生活様式は実現できるのか?

 元々がアナログ生活に耐えてきた日本人なので、急に政府方針で新様式の提案をしても難しい。そもそもPCすらまともに使えない高齢者がいることや、根強くハンコ文化を厳守、新様式を実現すると集団圧力で潰してしまう民族である限り、ムリ。

 ホントにテレワークに変えると、配達も不能になるでしょ。郵便局とか牛乳宅配とか新聞配達とか中食宅配とかうーばーとか、もっと広義の視点で見れば運輸・流通小売とか。

政権奪取という意味合いが強いgdgd

 政府が機能不全という事態に陥りつつあるが、その政府にいる関係者そのものが「次の総理」を巡って権力争いに夢中になっていることや、COVID19相手に新薬開発をするかいなかで利権争いをする、東京都を含めた各自治体や医師会などの反発をコントロール出来ずにいる。誰が敵で誰が味方なのかすら分からなくなっていることから、首相や官房長官の指示で国民に行動を訴えても信用して貰えず、かえってgdgd感を世間に晒しているのが現状。「応仁の乱」かよ()

 また、WHOそのものが中国寄りだという批判もあり、アメリカなどは強く非難。これに国民が賛同して的確な判断が難しくなっているのもある。

今後の見通しは?

 悲観的でしょうな。田舎では村八分差別がエスカレートし、紛争が起きるかもしれない。多分、応仁の乱の時に見られた「結局、この問題の本質は何?」という形でよく分からないまま終息し、その頃には死者数が現在よりも大幅に増えるものと見ている。

 一方で、もしもCOVID19に対抗できるワクチンや特効薬が生まれた場合は、そこで人類の歴史観が大きく変わる可能性もある。スペインかぜやコレラ・ペストの時だって、人類はウイルスと闘い、そして出来るだけ感染しないように生活の仕組みを変えてきた。政府や中央省庁がアテにならないからこそ、感染も覚悟した上で、いかに危険を回避するかを自分自身で考えていかないといけないのだと思う

 だからこそ、過去のウイルス騒動をまとめた書籍を参考にしろとよく言われる。

感染症 増補版 広がり方と防ぎ方 (中公新書)