チョッと用事があって筑後船小屋駅へ出かけた時の話。
[JB20] 羽犬塚駅
羽犬塚駅自体は、現在も八女市方面への乗り換え駅だけに、営業時間の短縮化を除けば普通にみどりの窓口やKIOSKなどが稼働している。
気になったのは駅周辺の駐車料金。タイムズ24社が所轄する駐車場に限られるが、以前は1日最大500円だったのが300円に値下がりしていた(1時間あたり110円)。JR九州や他の不動産業者が所轄する駐車場は、執筆地点では特に変化は無いものの、コレも見直しで値下がりする可能性が高い。
特急停車駅の要素が筑後船小屋に移動したことや、快速列車の削減・周辺人口の減少などから徐々に需要が下がり、現在は地方都市とほぼ同水準の価格帯にまで下落。利用者としては有り難い話だが、逆を言えばそれだけ地価が下がっている証拠でもある。1日200円~100円の水準になる頃には、区間快速すら廃止され、1~2時間に1本・無人駅(遠隔操作の「ど~ぞ!」に置き換え)になっている可能性すら、有り得る。
[JB21] 筑後船小屋駅
在来線
在来線駅窓口の営業時間が大幅に縮小されており、月・水・金・日曜は7時~9時、火・木・土曜は16時~20時になっている。通勤時間帯に配慮しているとは言い難く、みどりの窓口がある新幹線駅と実質的に統合される形で、在来線駅は無人化されたと考えた方がいいだろう。
元々、今の場所より少し北にあった旧・船小屋駅も、末期はカプセル型の無人駅だった。九州新幹線が開業した2011年3月12日から現在の場所に移動したが、在来線と新幹線はそれぞれ別になっており、それやったら新幹線側で一元的にきっぷ売りさばきをすりゃ良かもんば、みたいに思ってた。ある意味、在来線側に関しては、再び無人駅に先祖返りしている。
新幹線
いつの間にかKIOSKが閉鎖されており、その部分はJR九州の管理用施設に転用されている。他にも、新幹線向けの近距離券売機がCOVID19を理由に休止されており、みどりの券売機1基のみで稼働。元々、利用客がそれほど多くない(てか、政治駅)ため、この程度まで減らされるのは目に見えていた。
余談
www.nishinippon.co.jp 筑後船小屋駅の近所にタマスタ筑後があるが、昨日、ココで福岡ソフトバンクホークスに在籍していた内川聖一選手が退団したことで話題になっていた。筑後船小屋の近所でも内川選手を労う看板や垂れ幕などがあり、地域からは相当見守られていたんやなーと思いつつ、駅を後にした。
内川選手を象徴する看板と言えば、地元の昭和建設だが、コレも段階的にキャッチャーの甲斐拓也選手に置き換わりつつある。逆に内川選手の看板を探す方が難しくなっているので、今のうちに散策しておいた方がいいと思う。