↑からの続き。
みんなの九州きっぷを利用して、とにかく新幹線・特急で移動しまくるだけの旅。2日目は新幹線でなかなか行くことがない南九州編。
筑後船小屋→鹿児島中央
6時36分発 新幹線つばめ 307号 鹿児島中央行き
「つばめ」は「つばめ」でも、筑後船小屋の始発列車は鹿児島中央まで向かう珍しい列車。中身は昨日のN700A系(JR西日本)と変わらない。各駅停車とはいえ、在来線のソレと比べれば格段に早く、出発前まで新聞配達をしていたために鹿児島中央までは少しウトウトしていたため、あっという間に鹿児島中央に到着した。
鹿児島中央→鹿児島
8時9分発 普通 国分行き
fuwafuwaame.hatenablog.comsoramameroad.hatenablog.jp
鹿児島中央駅に到着した後は、最初のお題として以前から考えていた、隣の鹿児島駅に出向いてみた。上記の記事にもある通り、鹿児島駅は法律上の終点というだけであり、実際には新幹線駅が停まる鹿児島中央駅の方が事実上の終点。一応、鉄道駅訪問レポートも行っているため、ココに到着することで鹿児島本線レポートを完成させたかったというのもある。
コレで昨日の薩摩川内も含め、鹿県区間における鹿児島本線の駅は3ヶ所クリア。残る駅は「ぐるりんおれんじきっぷ」や自動車などで訪問することにしたい。
事前に中央駅で「指宿のたまて箱」が発車するという情報を入手したため、鹿児島駅の窓口で指定席券が確保できるか聞いてみたところ、相席という条件で通路側の席をゲット。わーい、やったー!と思ったが、実際には「乗ってはいけない」という空気を後で察することになる。
鹿児島駅から鹿児島中央駅に戻るルートは、鹿児島市電で。現在、鹿児島駅周辺の再開発事業が進行中で、鹿児島駅は封鎖されている。そのため、徒歩5分程度の距離にある桜島桟橋通停留場から乗車。市電の場合は距離に関係なく170円であり、一見すると安いように見えるものの、熊本市電の事例と同様に信号待ちを何度も食らうため、移動時間の面では3社が競争し合う路線バス(市営・鹿児島交通・南国交通)の方が若干ながら早い。
朝日通停留場で下車した後は、理論上は沖縄本島まで続く国道58号や、九州の大動脈である国道3号・10号の終点となる照国神社前の見学、更には大規模商店街の天文館をブラブラと散策し、鹿児島中央駅に戻った。
鹿児島中央→喜入
9時56分発 特急 指宿のたまて箱1号 指宿行き
指宿のたまて箱が到着するや否や、事前予約者を中心に記念撮影が始まり、多くの鉄道ファンが押しかけてカメラでパシャパシャやってた。自分は列車の撮影にはあまり興味が無く、パシャパシャする場所が「駅舎」というフェチ()なので、まあ、水戸岡デザインの豪華列車に乗れただけでもマシかな~という程度にしか思っていない。
9時56分に指宿へ向けて発車。左手に錦江湾が広がる光景は美しく、多くの観光客で賑わっていたが、ココで重大なことに気付く。
「ゆき」券しか買ってないけど、「かえり」はどうするんのよ?
と思ってJR九州の予約サイトを確認したところ、かえり方向となる11時台の列車は全て満席。しかも指宿に行くと途端にダイヤが減らされる上、指宿⇔鹿児島中央の間は途中の停車駅がメチャクチャ多いことに気付く。
そのため「コレは乗っちゃいけない列車だった」と気づき、仕方なく喜入駅で途中下車。ココで折り返した方が事なかれで済むという性格は、18きっぷや満喫きっぷで移動しがちな普段からのせっかちさがあるのかもしれない。
喜入駅でUターンして良かったと察する自分も自分だが、そもそも残り1席しかない状態でよく座れたなぁと思ったが、それもそのはず、その席は「キャンセル待ち」で、偶然席が空いた所に運良く座れただけ。つまり、どちらにしてもハナから乗車できなかったのである。
喜入→鹿児島中央
10時36分発 普通 鹿児島中央行き
喜入駅で時刻表を眺めていたら、ココまでが実質的な鹿児島都市圏のダイヤであり、ココから指宿・枕崎方面は途端にダイヤが1時間に1本程度まで減らされる。あっぶねー、早く気付いて正解だった(汗)
10時36分発の普通の気動車に乗り、そこから午後のパートをどうするか考えていた。先に宮崎駅に行くべきだったなぁと後悔している。
午後の部に続きます。