そらマメさん鉄道局・流通局

ココでは新聞の流通考察・鉄道旅行話などを。

みどりの券売機プラスで入場券を買える駅 ●

 JR西日本管内では駅窓口を徹底的に廃止する方向で業務改革が進んでおり、中期経営計画2022の中でも、駅の無人化(駅員配置の変更)を促す文言がハッキリと掲載されている。

www.westjr.co.jp

f:id:fuwafuwaame:20210115173822p:plain

f:id:fuwafuwaame:20210115182439p:plain

設備投資計画 成長と鉄道サービス向上に向けた主な設備投資
JR西日本グループ中期経営計画2022より引用)

toyokeizai.net

 場所や客の出入り人数を問わずに、窓口営業時間の大幅短縮や、改札・駅管理業務への転換、場合によっては遠隔操作による無人化が進んでおり、それと引き換えにみどりの券売機プラス」や標準の自動券売機の設置台数を増やしている。

f:id:fuwafuwaame:20210115174838j:plain

いつまでも あると思うなよ 「みどりの窓口。(写真は東岡山駅

f:id:fuwafuwaame:20210115174935j:plain

庭瀬駅は遠慮なく無人化し、みどりの券売機プラスに転換。

 窓口業務を原則全廃させる方向なのはやむを得ないとしても、問題は入場券が買えるかどうか。私が鉄道駅を利用する時に必ず買うきっぷで、名刺サイズのソレを集めるのが趣味である。

 厄介なのは、そのみどりの券売機プラスで「入場券」と書かれたボタンがない場合。大抵の項目をタッチして閲覧してみたものの、どこにもそうした項目がない。元から入場券を発売しない無人駅の場合はともかくとして、名刺サイズのアレが購入できないのは少し辛い。かといって、券売機プラスで電話越しで「入場券を発売して」とも言えないし……(試したことはないが、多分、ゼロ回答で弾かれる)。

 そうした場合は、近距離向けのきっぷ(57.5mm、いわゆる「エドモンソンサイズ」)を購入する形で代替しているが、どうも歯に何か詰まった印象がある。てか、ワガママ言うなって話だが。。

「入場券」ボタンが出現する駅の特徴

 大抵は以下の条件が1つ以上当てはまると、みどりの券売機・券売機プラスに「入場券」ボタンが出現するようだ。

  1. 新幹線駅(一部を除く)
  2. 特急列車が停まる駅
  3. 出入りが極端に多い地域の在来線駅(アーバンネットワークなど)
  4. 無人化(駅員配置を改札業務などに転換した駅を含む)はされたものの、元々がみどりの窓口できっぷの売りさばきを沢山行っていた駅
  5. 現段階では窓口が残るものの、窓口が閉鎖している時間帯はみどりの券売機・券売機プラスなどで購入するように指示している駅 ……など。

 「1.」に関しては殆どの駅で確認できたが、相生駅では入場券発行ボタンがなかったため、隣にある窓口で直接購入している。「2.」に関しては駅によってバラツキがデカいことや、JR西日本管内で特急列車が停まる駅に立ち寄ったことがあまりないため、この辺はどう対応してるかは不明である。

 「3.」に関しては、大阪環状線を一周した際にみどりの券売機で購入したことがあるため、出入りが極度に多い在来線駅の場合は、この条件が当てはまるとみている。

f:id:fuwafuwaame:20210118185448j:plain

防府駅に設置されているみどりの券売機
入場券発売機能は無効化されている。(2021年1月17日当時)

f:id:fuwafuwaame:20210118185544j:plain

新山口駅みどりの券売機。こちらは入場券発売ボタンがある。(2021年1月17日当時)

そもそもの話、みどりの窓口って必要なのか?

 正直、近距離きっぷ程度なら普通の青・ピンク色の券売機で十分である。もしくはICOCAなどの交通系で対処。運賃支払いの部分は乗り放題でもない限り、あくまでタイトに対処している。

 JR九州管内なら、2枚きっぷや企画乗車券の購入などで窓口に寄ることはあるが、JR西日本はe5489の利用を義務づけた上で、トクトクきっぷに2人縛りを徹底的に発動させるなど、まともに中長距離きっぷを買った例しがないICOCAが全く使えない山口支社管内では、やむを得ず窓口できっぷを買うことはある)

f:id:fuwafuwaame:20210115184356j:plain

言われてみれば、そもそも近距離きっぷ程度しか買わない。

 自分がJ-WESTカードを所有しており、雀の涙程度にきっぷ代が安くなるeきっぷを購入できる権利を発動できるからかもしれないが、窓口利用は入場券を購入する程度。そういった客は、本来は「フラチで冷やかし」なのだが、一方で中長距離きっぷの売りさばきだけに特化した駅員を、各駅に配備するのも効率が悪い。この辺は自分も考えていかなければならない。

 意外と自分と同じように「中長距離きっぷはネット予約、もしくはみどりの券売機で直接購入」「近距離程度ならICOCAで十分」と思っている人もいるんじゃないかと。そうした客のニーズと、駅員配置転換で効率化を目指すJR西日本の方針が一致し、無人化が加速しているのではないかと分析している。

余談

 JR西日本の入場券は、コレまでゴムで括って一元管理していたが、さすがにトレーディングカードのデッキみたいに山積み状態に達したことから、ダイソーでクリアファイルを購入。入場券が一番多いのが山陽本線JR神戸線)だというのに気付き、改めて瀬戸内海を縦断する山陽本線は偉大な路線だと感銘を受けたのであった

f:id:fuwafuwaame:20210115190340j:plain

名刺とサイズが同じ入場券を、クリアファイルに入れていく。

f:id:fuwafuwaame:20210115190409j:plain

(イコちゃん)ホントに山陽本線JR神戸線)だけで一冊潰れたな。
(イコ美)山陽本線、長ーい長ーい!
(イコ太)まだ広島シティネットワークが残ってるけどなw

 実は広島シティネットワーク(広島駅~岩国駅)の道中にあった駅の入場券も買い損ねている。無人化・駅員配置転換される前に買わないと!(汗