mainichi.jpfuwafuwaame.hatenablog.com↑この記事も参照。
JR西日本が公式サイトで公開している輸送人数があるため、国鉄戦力外通告と同様、下記の条件で戦力外とする路線を策定するなら、こうなる。
JR西日本戦力外通告 廃線を宣告された路線たち
第1次戦力外通告
【戦力外の条件】 ※下記のいずれかに該当するモノが対象
この条件に当てはまる路線は、下記の通り。
第2次戦力外通告
【戦力外の条件】 ※下記のいずれかに該当するモノが対象
- 特定の線区に対し、1日輸送人数が2,000人を下回る路線(廃止によって重大な影響を及ぼす可能性がある場合は「保留」する)
廃止の際は、路線バス・第3セクター譲渡・新交通システム(BRTバス専用道・LRTなど)の導入など、代替交通手段と引き換えることを前提に議論する。
この条件に当てはまる路線は、下記の通り。
第3次戦力外通告
【戦力外の条件】 ※下記のいずれかに該当するモノが対象
- 特定の線区に対し、1日輸送人数が4,000人を下回る路線(廃止によって重大な影響を及ぼす可能性がある場合は「保留」する)
- 他のJR線と跨がる路線は戦力外を「保留」する(他社JR線も廃止してよいと判断した場合に断行)
廃止の際は、路線バス・第3セクター譲渡・新交通システム(BRTバス専用道・LRTなど)の導入など、代替交通手段と引き換えることを前提に議論する。
この条件に当てはまる路線は、下記の通り。
あくまでもJR西日本が公表している輸送人数のデータをもとに、機械的に算出しているため、実際に戦力外にしたら問題が起きる路線が必ず出てくる(他社線との連絡を除く)。さすがに山陽本線の迂回路線である赤穂線・呉線や紀勢線まで切ってしまったら支障を来すと判断したため、その路線は除外。また、新型コロナウイルス流行に伴う極端な減便が今度も予想されるため、「1日4,000人密度以下」に該当しない路線も、あっさりと戦力外の危機に遭うことは覚悟しないといけない。
国鉄戦力外の規模で行ったとしても、生き残れる路線はコレだけに留まるだろう。
JR西日本の「分社化」も検討を
以上の路線縮小を行いつつも、一方ではひとつの路線に対し、営業範囲が極端に広いエリアばかりが残るため、JR西日本一社体制では管理・運用に支障を来す。そのため、下記のように西日本会社線そのものを分社化し、西日本が安定して鉄道経営・維持管理が行えるように再編することも提案する。
その他にも、山陽新幹線の停車駅の見直し(臨時駅扱いに変更)なども考えたが、面倒なので割愛。
JRグループの中で意外とキツい思いをしているの、やはり西日本・四国・九州の3社なんだろうなぁ……。