2021年3月に筑肥線のダイヤを見直します
(九州旅客鉄道株式会社 2021年2月22日付)
地下鉄と接続している筑肥線も、今年3月のダイヤ改正で大きな見直しが行われている。最大のポイントは、唐津直通運転が廃止され、全て筑前前原駅で強制的に乗り換えが必要になったこと。ダイヤ見直し前までは、1時間に1本の割合で福岡空港駅⇔姪浜・筑前前原⇔唐津・西唐津の直通列車が存在したが、ココでもCOVID19の影響をモロに受けており、検討の末、筑前前原で乗り換えるのが妥当と判断された。
これに伴い、筑前前原~唐津・西唐津を走る列車は、地下鉄乗り入れを除けば殆どが国電103系のみで編成される形になる。また、20時以降のダイヤも大きく減らされている。
改正前からも筑前前原で乗り換える機会が多く、唐津・西唐津⇔筑前前原の客層も比較的限定的だったため、より現実的に1時間2本のペースで運用するのは妥当な判断だと思う。
今回のダイヤ改正では、303系・305系で筑肥線を移動する際、ワンマン運転を前提とした運行に切り替わったことから、JR独自の機械音声ソフトウェアによる車内放送が実施されている。ただ、あまりに棒読みすぎるので、ついクスッと笑ってしまった。特に英語ボイスはあまりに低音すぎてナニを言っているかサッパリ分からない。この辺は改良が必要だろう。