【定期券利用時の、通勤時間変更に伴うICOCAポイントの付与サービス】
- ICOCA定期券所持者に限定
- 平日の朝9時15分~10時30分に、ICOCA定期券で自動改札の入出場を行う。
- 1回の利用ごとに20ポイント付与
- 10回・15回目の利用時に追加ポイント付与
- JR西日本が指定する「アーバンネットワーク」の範囲内限定
恐らく、効果は限定的。テレワークなど、通常と異なる労働形態を政府が推奨しているとはいえ、鉄道会社の企業努力程度では、通勤時間帯をズラして電車に乗るというのは、ほんの一部に限定される。COVID19の亜種が流行し始めて問題になっていても、政府手動の労働形態変更は強制ではないため、テレワークを取りやめて、感染対策を徹底した上で通常の通勤を呼びかける企業の方が多い。
JR西日本としては、COVID19の流行に伴う鉄道収入の大幅な減少が問題であって、乗車方法に関する小手先レベルの話で済まされる次元の話ではないはず。
ここは大人しく、下記の通りに直接・間接値上げを行う方が潔い。下記は私案。
- 大幅な減収により、鉄道運行に深刻な影響を及ぼすことから、安定性を回復することを理由に、基本運賃を改定(値上げ)する。
- 初乗り運賃は、京阪神地域では現在の150円から180円に、それ以外では160円から200円に引き上げる。
- 有効な乗車券が1,000円未満の場合は120円、1,001~9,999円の場合は運賃の10%分、10,000円を超える場合は運賃の15%分を加算する。
- ICOCA乗車ポイントは、全て廃止。
- ICOCA電子マネーに加入している店舗であっても、ICOCAポイントの付与は原則、取りやめを店舗に通達・推奨する。
- MV50・MV50アシストマルスの転換を更に強化するだけでなく、事前にe5489を使ってきっぷの手配を行わなかった場合は、予約の有無を問わず、販売手数料として運賃の5~20%分を上乗せして徴収する。
- 「NEW WAY of RAILWAY」を確実に推進するため、JR西日本管内でCOVID19流行以前から不採算の路線に関しては、自治体の意見を一切無視し、速やかに廃止手続きを行う。
- 全てのトクトクきっぷは、新しい乗車スタイルの実現を理由に「2人縛り」を完全義務化。1人向けのきっぷは全面廃止し、旅行代理店経由に強制誘導させる。
- COVID19の流行を抑えることを理由に、JR西日本・JR東海は、青春18きっぷ・フルムーン旅行パスの対象事業者から脱退する。
上記で一番確実性があるものは、多分、乗車運賃時に付与されるICOCAポイントの廃止とみている。(客観)