そらマメさん鉄道局・流通局

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芸備線(備中神代~備後落合) 戦力外通告へ

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 戦力外通告の可能性が高まっているのは、輸送人数が最も少ない備中神代~備後落合までの線区で、特に東城~備後落合に関しては年間平均で11人程度(2019年実績)しかいないとのこと。新見市庄原市との間で廃止へ向けた議論が始まるが、交渉は難航するものとみられる。

 この線区は並行して中国自動車道が通過しているが、肝心の中国道も、新見IC~東城ICまでは1日平均4,000台程度、東城IC~庄原ICも1日平均4,700台と、かなりの過疎区間。通過主体であり、JRも高速道路も、地域間移動は自家用車主体(一般道路)であることが窺える。

 芸備線戦力外通告は避けられない情勢であり、バス代替を図るにしても、東城IC~庄原ICの北側を大きく旋回する芸備線がバスに置き換わる可能性は、極めて低いだろう。木次線トロッコ列車が廃車される方針となっていることから、そのタイミングに合わせて完全なマイカー前提の交通網に変わることが予想される。

 備後庄原~広島の区間も、並行して備北交通が運行する高速バス(中国道広島道広島高速経由)が1時間に2~3本の割合で運行されており、役目はほぼ終えたのでは無いだろうか。生き残るにしても、せいぜい狩留家~広島(全て広島市区間)に留まるだろう。どのような展開になるか、注視していきたい。

 路線バス転換に加え、より一層の利便増進を図る目的から、新見IC~庄原ICの各所にスマートICを誘致することも提案したい。