www.mainichi.co.jpfuwafuwaame.hatenablog.com↑の話も参照。
朝日新聞に次いで、毎日新聞も7月1日付から購読料を値上げする。
発売価格
- セット版 4,037円→4,300円
- 統合版 3,093円→3,400円
- 一部売り(朝刊) 150円
- 一部売り(夕刊) 50円
一部売りの価格が変わらないのは、約1年ほど前に引き上げているため。その時は軽減税率適用でどうにか乗り切れたが、最近の毎日新聞社の非常に不安定な経営環境が響いているためか、聖域とも言える月極めにもメスを入れた格好となった。セット版では他紙と同様の価格にすると差別化が図れないため、後述の別紙の発行見直し・統合化も視野に、幾分安く設定して、購読者の引き留めに腐心している様子が窺える。
オピニオン主体の日曜日版新設
比較的ニュースが少ない日曜日の紙面デザイン・構成を大幅に見直し、読者交流コーナーや調査報道・パズル面の一極化などを施す。ニュースは平日で対応し、日曜日はオピニオン重視の構成に近づく。
また、毎日小学生新聞の一部記事を毎日本紙でも抜粋・掲載するように見直す方針で、見方を変えれば、毎小自体の休刊も視野に入れている可能性が高い。
気掛かりだったのが今日の中面にある「大学ランキング」の部分。これは系列誌の「サンデー毎日」お得意の話であり、わざわざ毎日本紙で紹介する程のモノかと一瞬疑った。もしかしたらサンデー毎日そのものも統廃合になる可能性も否定できない(不定期で毎日本紙でも実施しているのかもしれないが、購読料値上げ・紙面見直しと重なると、済し崩し的に再編と思われてしまう)。
デジタル版は従来通り、宅配利用客はこれまで通り無料で閲覧可能(配達不能時の代替)。別料金で「医療プレミア」「政治プレミア」などが閲覧できるのも今まで通り。電子版のみの契約も継続する方針。