ゾンビランドサガリベンジが無事に終了したことは記憶に新しいが、2期(4月~6月)の上映にちなんで、佐賀県内では様々なコラボレーション企画が実施されていた。その中で、佐賀市営バスとゾンビランドサガがコラボレートし、ラッピング車両の「フランシュシュ号」の運行に合わせる形で発売された、運行記念きっぷをココで紹介。
きっぷのルール・特約(2021年夏の場合)
聖地巡礼にオトクなきっぷ
フランシュシュのメンバー(さくら・サキ・愛・順子・ゆうぎり・リリィ・たえ)と、謎のプロデューサーである幸太郎の合計8人が台紙に描かれており、背面には佐賀市の観光施設が描かれている。
見ての通り、佐賀市内の循環に便利なきっぷだが、乗り放題ではなく、1枚100円分のきっぷが10枚綴りで構成されてたモノになっている。「佐賀事変」のロケ地になっている筑後川昇開橋前のバス停がJR佐賀駅から最も離れており、片道490円に設定されていることから、往復した地点でほぼ全てのきっぷを消費する(佐賀駅BCから筑後川昇開橋へは、20番系統である諸富・早津江ルートから。所要時間は約30分・1時間1本の間隔)。
ラッピング車両運行に伴う記念乗車券扱いであるため、より詳細に佐賀市内を巡りたい場合は、全線フリー1日乗車券(おとな1,000円)を購入する方がオトクかも。
記念乗車券を購入すると、台紙とついでにクリアファイルも添付される。明らかにコレクター向けのアイテムだろう。
なお、JR線経由で最も到達しやすい佐賀駅BCのきっぷうりばは、日曜日の営業を行っていない(交通局本部は土日祝日も休業)。日曜日にきっぷを手に入れようと考えるファンには、少し厳しいんじゃないかな。
ちなみに、ラッピング車両をリアルで見たのは、佐賀駅BC(発車待ち)。交通局が出しているダイヤを見ても分かるが、1日10本程度な上、佐賀城跡か筑後川昇開橋前のどちらかに固定されているため、それ目当てで乗車する場合は事前に確認しておくのが望ましい。なお、車内は色々と凄いことになっている上、随所でさくらによるアナウンスが流れるらしい。