そらマメさん鉄道局・流通局

ココでは新聞の流通考察・鉄道旅行話などを。

今日は新聞休刊日です。(2021年10月11日)

f:id:fuwafuwaame:20211010125715p:plain

今日は新聞休刊日となっております。

 おはようございます。本日、2021年10月11日は新聞休刊日です。休刊日のため、朝刊の発行はございません。夕刊発行地域では夕刊を、統合版地域では翌日の朝刊をお楽しみに。

工藤監督辞任報道を、なぜこのタイミングで報じたのか

www.nishinippon.co.jp

f:id:fuwafuwaame:20211010130209j:plain

西スポ西日本新聞)のスクープ記事

 10月11日付の西日本新聞朝刊(福岡県内向け18版)及び、西日本スポーツ(4版)では、福岡ソフトバンクホークス工藤公康監督が辞任の意向を示したというスクープ記事を一面トップに報じている。完全に在福における特ダネだった模様で、他の新聞は全く対処出来ていない。

 短期決戦の強さに加え、育成制度の強化などで常に上位クラス入りを果たし、優勝請負人という異名をも持つようになった工藤ホークス。だが、今年は選手陣の故障に伴う長期離脱が相次いだりと、決して成績は思わしくなく、優勝どころか、クライマックスシリーズへの可能性も完全に消滅したことから、工藤監督の責任問題というのは、ホークスファンの間ではチラッと話には出ていた。

 この記事を報じた西日本新聞西スポの記事には、普段なら掲載されている記者の署名記事がなぜか「シークレット」になっている。そうなると共同通信の記事を流用した可能性も考えられるが、ホークス番記者を多数抱え、監督のみならず、1~3軍選手やコーチ、更には球団関係者とも密接に情報を共有・取材をする西日本のことであり、工藤監督の進退問題を全く知らないはずがない。恐らく、署名入りで書くと極めて深刻な事態に発展するデリケートな話であることから、敢えて非署名としたのが一般的だろう。

 もう一つは西スポの新聞休刊日問題もある。西日本スポーツは、2019年5月から臨時即売の発行を取りやめており、休刊日にコンビニで出回る在福の臨即は4銘柄に絞られた。「ホークスの話は西スポで」がお決まりになっているが、工藤監督の進退問題を他紙に追い越されては困る。そのため、入念に極秘で裏取りを行い、確実に特ダネを報じることが出来るのは休刊日前の10日しかないと判断したのだろう。福岡県以外の地域でみかける早版(≒3版)では、昨日のホークスの負け試合を伝えておき、他紙に全く追い越されないギリギリのタイミングを見計らって輪転機に掛けたとみている。

強すぎたホークス

 今年を除き、今までの工藤監督のホークスは、かなり強すぎると思った。短期決戦で余裕勝ちし、たとえリーグ戦で優勝できなかったとしても、そこから相手方のチーム(特に優勝した球団)のプライドや喜びを一瞬にして木っ端微塵に粉砕させるほどの威力で勝ち抜いてきた。そのケタ外れな力はセ・リーグ側も察しており、横浜・巨人軍・広島カープといったチームさえも歯が立たない。特に巨人軍の「26-4」はあまりにも衝撃的で、ホークスファンの私にしてもドン引きするほどだった。

 でも、そうした極端に強い状況下のもとで育成選手がノーヒット・ノーランを達成したり、盗塁王を目指す選手が台頭したり、キャノン砲で出塁させないキャッチャーがナイスプレイを発揮したり、ホームランをホイホイと打っちゃう選手が出てきたりと、私はこんな幸せな環境の元でのホークスを見てきたことは、本当に有り難かった。また、監督のお辞儀のよさも評価が高く、どんなに強いチームであることを認めていても、試合前・試合後に一例してファンや相手チームなどに感謝の意思を持たせるのは好意的だった。

 が、同時に「あんまし強くしすぎると、かつての名ピッチャーのようにケガで苦しむだろ」という不安は過ぎっており、その反動が今年に入って裏目に出てしまった。ホークスの課題は「短期も大事だけど、長期決戦に耐えきれるチームも大事」ってことだろう。次の監督に期待したい。