そらマメさん鉄道局・流通局

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衆議院選挙2021 総括

 今回の選挙に対する総括を行っていく。

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自民党議席数が減少も、絶対安定多数は確保

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 序盤から厳しい情勢が伝えられていたが、最終的には絶対安定多数常任委員会の委員長を独占かつ、各委員会の過半数も確保可能な議席数)となる261議席を獲得。以前よりかは議席を減らしたものの、懸念されるほどに大惨敗を食らうことは回避した。

 以前の菅義偉総理大臣の時から新型コロナウイルス対策、とりわけ国民全員へのワクチン接種を猛烈な勢いでガンガン接種していき、それによって新規感染者数の大幅減少に貢献した実績がある。党内での政局はそれなりに酷かったが、当の菅氏も無事に再選なさり、国民は政府与党の対応を素直に評価したものと言えるだろう。

 もちろん、以前よりも20席ほど減らしている以上、就任して早々の岸田総理にすれば、あまり喜べる結果ではない。ただ、後述の反政府勢力野党の大爆死と比較すれば、まだ傷は浅い。秋の臨時国会を通じて、早急に経済対策や次のコロナウイルスの流行阻止を図るための医療体制強化を、与党協力派の野党と共に建設的議論を進めることが大事である。

反政府系野党は「大爆死」

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 執筆している最中に立憲民主党の枝野代表が辞任する第一報が告げられた。当たり前である。

 選挙前・選挙中は「野党が飛躍してウッヒッヒ~」みたいなことを語っていた。だが、その「野党」というのは、政府与党と政策協力を進める方のモノ(日本維新の会・国民民主党であって、反政府勢力の野党(立憲・社民・共産・れいわ党)のことではない

 以前の安倍・菅義偉前首相の時からもそうだったが、何でも「反アベ」「反スガ」を掲げて国会議論を放棄・妨害したり、議席確保のためだけに共産党との連立を図ったり、元からの支持者を敵に回す、戦略が極めてご都合主義的な態度を取れば、誰だって見向きしなくなる。共産党と手を組んだ結果、大切な組織票である労働組合(連合)さえも敵に回すなど、目先のことだけ考えて場当たり行動を犯した罪は、あまりにも深い。

 枝野代表は辞任表明を行ったが、それは当たり前である。代表辞任だけで済まされる話とは言えず、議員バッジを返納し、立憲民主党をはじめとした反政府政党の自発的な解散をも行う覚悟が求められる。(客観)

大物議員の落選相次ぐ

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 既報の通り、自民党幹事長に就任したばかりの甘利明さんが、小選挙区で落選したという衝撃的な結果が注目された。後に比例代表で復活当選するものの、責任を取って幹事長を退任。後任は茂木敏充議員が就任する予定。

 他にも石原伸晃さん・小沢一郎さん・辻元清美さんといった大物政治家が次々に落選し、辻本さんに関しては比例ですら復活当選できないという深刻なダメージも食らっている。世代交代を求める声が十分に反映された結果ではないだろうか。

投票率は確実に上昇

  • 衆院選投票率は55・93%、戦後3番目の低さ…伸び率が最も高かったのは大阪府
    (読売新聞西部本社 2021年11月1日付朝刊)

 総務省の速報値では、衆議院選挙の投票率は55.93%と、2017年の衆議院選挙の時と比較すれば2.25%上昇している。ただ、年寄りが圧倒的な有権者数を牛耳る社会である以上、どうしても若年者層は投票を敬遠せざるを得ない事態であるに変わりは無い。

 一方、肝心の高齢者の多くは、日本維新の会に投票したという分析があり、若年者ほど自民党に託している。つまり、今回のお得意様は、自民党政権gdgd感に不快感を示してはいるものの、だからといって反政府派に投票する人は限定的だった。

 今後、シルバー世代の人口が減少するにつれ、徐々に若年者~中年層が投票しやすい環境に変わっていくのは想像が容易い。長期的に見て60~70%台まで届けば、十分に民主主義国家として成長していけるのでは?