そらマメさん鉄道局・流通局

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佐々木朗希投手、完全試合の翌日(2022年4月11日付)

 千葉ロッテマリーンズに所属する佐々木朗希投手、4月10日の登板で完全試合(相手チームの打者を一度も出塁させずに勝利すること)を達成し、翌日のスポーツ紙は大いに盛り上がった。

 11日は新聞休刊日になっていたため、スポーツ紙の臨時即売のみの対応となったが、全てのスポーツ紙が横並びで「佐々木完全試合達成!」となっており、巨人軍機関紙の報知新聞はもちろんのこと、「ブレないデイリー」「猛虎機関紙」の異名を持つデイリースポーツでさえ、佐々木投手の話を一面に持ってくるなど、明らかに祝福ムード一色だった。また、千葉ロッテマリーンズの本拠地であり、千葉県内の県紙を発行する千葉日報や、佐々木投手の生まれ故郷である岩手県岩手日報も特別号外(翌日に一面トップで大きく報じる)を発行するなど、まさに日本中を震撼させる大ニュースになった。

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予算の都合上、ニッカン西部(臨即7)と九スポのみ購読。

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当時のスタンド売り

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千葉日報の特別号外は、電子版でも確認できた。

 「……あれ?在福にある西スポは?」

 という人もいるが、西スポは臨時即売を取りやめたため、この日は発行していない。

 西スポは宅配主体のスポーツ紙となっており、普段からホークスの話が中心(他球団・ホークス以外のスポーツ面は東京中日スポーツから、芸能面はデイリースポーツからの引用、補充で共同通信の記事を流用)。10日のホークスはボロクソ負けたため、「あー、西スポは臨即で発行せずに済んで良かったかもね~」と察していた。

 即売よりも宅配主体の新聞であるため、一面はほぼホークスの話で固定されている。読者層が比較的高齢、もしくはガチのホークスファンになりがちであるため、他のスポーツ紙のように変化球で紙面を構成することが難しく、下手に佐々木投手の話を載せると読者層から苦情が相次ぐ可能性がある。そのため、もしも臨即を出していたとするなら、

  • 本命:ホークス
  • 対抗:ホークス
  • 連単:ホークス
  • 単穴:ホークス
  • 大穴:佐々木投手完全試合

 みたいに、腐っても鯛のようにホークスの負け試合をポジティブに報じていたに9割、残るごく僅かな確率で佐々木投手完全試合を一面に出していたんじゃないかなと。

 以前にも話をしたが、この前の北京オリンピックの時ですら、日本人選手団が金取ったーとなった場合でもホークスの話に固執して徹底的に無視し、「ホークス以外の話は西日本新聞の朝刊で(共同)」としているあたり、良く言えば「ホークス愛のある、若鷹軍団ジャーナリズムの追求」、悪く言えば「ホークスしかネタがない」となるだろう。この辺は必要に応じて紙面を変えるデイリー・報知とは大違いである。

 まあ、スポーツ紙といった娯楽メディアは、別にヘンに偏っていていいと思うし、寧ろ、それが一つのセールスポイント・ジャーナリズムという観点であるため、それはそれでいい。一般紙の方にまで偏られてしまい、「誰か」を意識しすぎるのは御免ですけど。

 ちなみに、執筆地点では佐々木投手の完全試合にならずの結果だったが、それでも新記録を達成しているあたり、明日のスポーツ紙はどんな結果になっているかな~とワクワクしている。え?鷹党???今日の試合は無かったことにしてくれ()

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