そらマメさん鉄道局・流通局

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Windows11インストール完了(暫定)

docs.microsoft.com

fuwafuwaame.hatenablog.com

↑の話も参照。

 以前、自分のPC(i7-7700)は、プロセッサーマイクロソフト公式の型番リストに入っていないという理由で弾かれたと説明した。「もうダメなのかなぁ」と言いつつも、最新の型番リストを眺めていたら、「i7-78XX」系統はほぼ全種対応しており、もしかしたら77XX系統も視野に入れているのでは?と思い始めた。

 その後、Windows Insider Programsで、Windows11を検証目的でアップグレード出来る権利があることを確認。試しに上書きインストールをしてみたところ、プロセッサーはじきなど行われず、あっという間に11に格上げ出来た。但し、マイクロソフトによる動作検証が行われていない、または検証中で未確認という状態であるため、今の地点では「暫定」扱い。何かあっても、知りませんよ?

使いごこち

例のスタートメニュー

 11の目立った機能として、タスクバーの見直しが行われている。以前はスタートボタンが左端に置かれていたが、11は設定を変えない限りはド真ん中に配置される。初期設定ではタスクビュー・チャットアプリも表示されるが、私は検索・ウィジェットだけ残した。

 10までは8.Xの名残であるパネル式ランチャーの要素が残っていたが、11では完全なマウス主体の操作性に原点回帰しており、スタートメニュー内の項目も、ピン止めしたアプリ(ランチャー)をマウス操作で起動するような方式に見直されている。ただ、ランチャーとなるアプリのアイコンや間隔は少し広く確保されており、Microsoft Surfaceなどのタッチパネル式ノートブックでもワンタッチ操作に支障を来さない範囲で対処しているようだ。

エクスプローラ

 フォルダー回りの操作を行うエクスプローラーも、10まではOfficeアプリで散見される「タブで切り替え」を主体とした内容だったが、11では特に頻繁に使うコマンドに限り、ワンタッチで操作できるように改善されている。また、コンテキストメニューに関しても、コマンドの隣にアイコンを表示して、「コレが何なのか」を誇張するような中身に変わっているのが興味深い。

 全体を通じて薄らボカシを導入しており、10までの中途半端さが殆どない所も印象的。これは、最初からパワースペックPC(少なくとも第8世代以降のi7など)での操作を前提としているため、以前のように非力PCでも設定を必要最小限レベルにすれば動くようなやり方とは明確に距離を置いている様子が窺える。

ウィンドウのおまかせ分割

 個人的に少し便利だなと思うのが、11から実装された「ウィンドウのおまかせ分割」。これは最大化・元のサイズに戻すボタンが記された所にマウスカーソルを移動すると、お好みでウィンドウの形を決められるというもの。郵便局めぐりの際に使う通帳で訪問局をExcelに書き写す時、10までの普通の2分割ではサイズの調整が少し煩わしかった。11では画面の2/3をメインに設定、残りはリストから選ぶ、みたいな使い方が出来るため、資料整理をする時に大活躍しそうだ。

ウィジェットパネル。これはまあ……あれば助かる程度。

i7-7700でも超余裕で動く(個人の感想です)

バージョン情報アプリ

 現段階ではマイクロソフト非公式の状態ではあるものの、i7-7700の環境下で動作検証を行った結果、特にトラブルを起こすことなく順調に稼働している。ドコモ光(NTT西日本フレッツ光)を利用した高速インターネットも全く無問題だし、10まで使用していたアプリが動かなくなるという事態も起きていない。

 マイクロソフトがワザと型番縛りを行う代わりとして、パワースペックのPCに特化(高速化・合理化を実施)した結果、10時代よりもかなりサクサク動いているように感じた。ただ、型番では最も古いi7-78XX(i7-77XX拡大?)ですら余裕で動けるのは、プロセッサー以外のPCパーツに左右されている所もあるため、一概に言えない。自分のPCは、あくまでも「お情け」程度にしておき、Windows12が出た時には素直に買い直しを行う方向で検討していきたい。

私のPCスペックデータ