そらマメさん鉄道局・流通局

ココでは新聞の流通考察・鉄道旅行話などを。

自分の店が新聞屋グランドスラムになった訳だが。

 近所にあった新聞屋が廃業したため、その銘柄を私が通勤している販売店に委託することになり、結果として新聞屋グランドスラム(地方紙+全国紙)が誕生。更には今月からとある宗教紙も委託配達するようになり、頭が一杯いっぱいである。

 単純に配達員の確保が出来ないことと、少子高齢化社会においてペイの奪い合いをすることが困難な状態になったこと、折り込み広告の減少など、様々な要因が重なって改廃が発生した訳だが、さすがにグランドスラムの状態では遅配が当然のように起こり、誤配も犯しやすい状況になっている。その割に賃金は殆ど据置だから、作業量が増大した割に、配達員に掛かる負担は一方的かつ非常に大きくなっただけといえる

 こうした状況下では、いくらその販売区では独占状態であっても負担増になるだけでリターンが殆どなく、私も含め、他の配達員さんや販売店側も気力を失うばかりである。

 もちろん、新聞社もグランドスラム化・配達量の一方的増大に伴う対策は練っており、電子版配信を半強制的に行う銘柄も出てきている。朝日新聞社の場合は独立した専売店を出来るだけ廃止し、委託化と電子版契約を前提とした紙面作りにシフトしている様子だ。

 ただ、その場合でも配達が大原則であることに変わりなく、仮に完全な電子版に舵を切ろうとでもすれば、一番のお得意様である(PC・スマートフォンなどを扱いきれない)高齢者を敵に回すことにも繋がる。板挟みの状況下でこんなデリバリーが続くわけがないのは理解していても、一方で紙媒体からの脱却を図ろうとでもすれば横槍が入りまくって、結局は現状維持+事なかれ+一部の偏った思想を抱く人間への異常な忖度が加速するだけなのは目に見える。

 はぁー、やってらんねぇ。。。(と言いつつ、実際には仕事してるんだけど)