そらマメさん鉄道局・流通局

鉄道旅行・新聞の流通考察・雑談がメイン。

クイズ!正解は1年後 for 新聞編

fuwafuwaame.hatenablog.com↑の話を参照。

 2022年も残すところ、あとわずか。ココで今年の新聞流通における反省会みたいな記事でも綴っていきたいのだが、その前に。

魔理沙)「ガンジツスゴクオモイシンブン2022」分析記事の中で、今年おきそうな新聞業界の話を予想していた。その答え合わせをしてみようか。

今年の1月4日に予想した内容

答え合わせ

設問と解答・解説

ジャーナリストだと勘違いした記者が炎上を繰り返す

 言わずもがな。今年も色んなキャラが目立った目立った。ココでは触れないが、とにかく目に余る記者みたいな連中もいて、本当にウザい。

霊夢)いわゆる「沖縄ネタ」とかで、Twitterで暴言吐き散らかす記者もいたわね……

魔理沙)それとか、表向きには女性の権利(ジェンダーフリー)を叫びつつ、そのためには言論弾圧を平然と叫ぶ運動家とグルになったりと、ロクなことがなかったぜ。

 一介の配達員としては、別に銘柄を正しく配っていればそれでいいので、紙面のことには原則ノーサイドである。ただ、何をとちったのか、とにかく反権威(というよりもヘイトスピーチ)を全開に押し出して、ジャーナリズムの重要性やら、反政府攻撃(茶番)を平然と行う新聞の銘柄があまりにも多いのは気掛かりだった。

 普通ならコレをみて、「こんな新聞読もうと思わんわ」となるのだが、客層が離れることは一切なかった。論調が好き……というよりかは、ずっと前からその銘柄に慣れているから、今更銘柄変更をしようとは思わないという読者が多い気がする

タツ記事を連発してPV稼ぎ

霊夢)これは……あまり去年と変わらなかったわね(笑

 この辺は2021年の時と大して変わらない。

 話がずれるが、イーロン・マスク氏が参戦する前の旧・Twitterでは、実態に合わない露骨な世論誘導(反政府・女性の社会復帰権利・表現弾圧・SDGs反戦・護憲・環境問題など)をヤメ記者や活動家・反政府勢力とタッグを組んで行っていたことがバレてしまった。本来、TwitterトレンドはAIが選別するという建前であったものの、実際にはネットの分断を、特定の思想を抱く人間の手で自作自演していたというオチャメな結末に至っている。

滝沢ガレソさんのツイートより

滝沢ガレソさんのツイートより

 中身はどうあれ、結局のところ、一部の記者・ヤメ記者は「新聞社は自分自身をステップアップするための土台に過ぎず」という論理で動いており、新聞社は記者の仕事だけではないという本質的な問題に向き合って来なかったからではないかとみている。販売とか流通とかチラシ屋とか自社イベント事業とか、いろいろあるんだよ?PCやスマホイジってであじゃこじゃ騒ぐより、新聞配達の現場に加勢してくれと呟いていたな。

魔理沙)そういう意味で、イーロン・マスク参戦後のTwitterJPは、本来のネット世論に近い環境に原点回帰しており、左派の溜まり場・ヤメ記者の天下り先をぶっ潰したのは大きな功績だと思うぜ。

ムリしてでも夕刊のセット体制を維持

 これは2021年から特に変化なし。ただ、日本経済新聞の夕刊に関しては、印刷時間の前倒しが4月の東証再編(プライム・スタンダード・グロース)と同日に行われ、電子版単独の契約を勧める政策に舵を切ったことが印象深かった。

fuwafuwaame.hatenablog.com 後述の通り、今年から販売店の統廃合が行われ、最大手新聞の業務委託を行うようになった。そのためか、読み比べを今まで以上に行いやすくなった。とある新聞は夕刊でもしっかりとニュースを伝えているのに対し、別の新聞はコラム・オピニオンでお茶を濁し、ニュースというニュースを全く報じない銘柄すらあった。

霊夢)……読者不在なら統合化すれば?

 ちなみに、値上げに踏み切ることも予想はしていたが、昨年までの一連の購読料見直しが完了していることもあり、今年は起きなかった。ただ、日本共産党の機関紙・しんぶん赤旗に関しては、見直しでページ数を削減する方針を打ち出しているほか、新聞紙のもととなるパルプや古紙そのものの原材料費が急激な円安を理由に高騰していることから、来年以降に再度値上げを求める可能性も否定できない。

www.jcp.or.jpkosijnl.co.jpfuwafuwaame.hatenablog.com

新聞配達にビジネス関係者(意味深)を起用

 この辺はどうなんでしょう?私の所ではそんな話は聞いてません。

今以上に年寄り・活動家に忖度した記事を粗製濫造

 ロコツに年寄りに媚びるのは減少したが、いわゆる反政府主義的な新聞に関しては、明らかに「誰か」を意識しすぎた紙面編集を平然と行うようのが日常茶飯事と化していた(前述の旧TwitterJPなどの話に通じる)。

霊夢)安倍元首相が銃撃された時も、最初こそ「暴力反対!」と叫んでおきながら、国葬するかどうかになって「誰か」を意識して掌返しする新聞もあったわね。

魔理沙)あったな。国葬の意義はともかく、人の死をお手玉のように遊ぶなって話だぜ。

 「事実よりも主義主張」を誇張しすぎるメディアに共通することとして、冷静かつ客観的な報道が全く出来ない以前の話、新聞社として体力がなくなってきている所が多いようにみえる

魔理沙)中には企業の信用性がなくなる覚悟で、資本金を無理やり1億円に減らして凌いでいる所もあるし。ホントにどうしようもねぇな。

 今後も活動家と共に「機関紙」と化するのは間違いなさそうだ。だからといって銘柄の継続購読・ツテを辿ってずっと維持出来る保証は全くない。直売店・FC店が倒れれば、残紙を減らして委託となり、それが新聞社に跳ね返ってますます痩せ細りするだけだから。

新聞屋の統廃合は遠慮なく加速

fuwafuwaame.hatenablog.com

 前述の通り、今年から別の銘柄を受託するようになり、事実上の「新聞屋グランドスラム」が爆誕した。ただでさえ新聞を配るのに異様なまで時間が掛かるのに、そこに宗教の新聞まで委託するようになったから、キツいよ、もう。

ワンパターンな野球主義のスポーツ紙

 これも2021年と変わらないのだが、それが仇となったのか、発行を取りやめるスポーツ紙が出現道新スポーツ西日本スポーツ道スポは11月末で発行が終了したが、西スポ公営競技や来年のWBCでホークス選手が出場する理由などから、2023年3月31日付まで発行し続ける予定。

fuwafuwaame.hatenablog.comfuwafuwaame.hatenablog.com 野球原理主義とはいうものの、読み比べるとプロ野球一点縛りの新聞は、在福だと西スポ(ホークス話)だけしかない。残る4銘柄(ニッカン・報知・スポニチ九スポ)に関しては、競馬・サッカーW杯・北京五輪大会・大相撲・プロレス・芸能人ネタ・ウクライナ紛争問題・安倍元首相銃撃事件といった話が一面を飾ることもあり、意外と偏った編集をしているメディアはそんなに多くない。

 西スポの場合、前述の事情に加えて、東京中日スポーツの九州エリアFC版という側面もあったため、自由な紙面編集がし辛かったという問題はある。ただ、それを考慮したとしても、スポーツ紙そのものの売上が年を重ねるごとに減少し続けている現実を踏まえれば、何でもかんでも特定球団をヨイショすれば売れる……という時代では無くなっている。それを物語る年だったのかな。

あとぜき

魔理沙)というわけで、今年は大抵「当たってたな」

霊夢)来年はどういう展開になるんだろうね?

魔理沙)来年のクイズは、2023年の「ガンジツスゴクオモイシンブン」の時に出題するぜ。