ガンジツスゴクオモイシンブン2023のスピンオフ。今回は、元日付の東京中日スポーツを紹介。
中日スポーツ(中スポ)は、一昨年の鉄道旅行や本家・中日本社(名古屋市)に問い合わせて入手するなど、そこそこ読んではいるが、東京本社が発行する東京中日スポーツ(以下、トーチュウ)は今回が初めて。
トーチュウいえども、基本的には名古屋本家の中スポとほぼ同じ紙面構成である。一方、トーチュウオリジナル紙面としては、F1レースに関する記事が充実しており、特集面が1ページ~組まれるほどである。但し、元日付ではF1の話は掲載されていなかった。
元日付のトーチュウは2部体制になっており、18p+12pの合計30p。第1部は中日新聞の傘下にあるドラゴンズ・立浪監督の話がラッピング構成になっており、ほぼ通常体制。第2部にエンタメを分散しており、そちらはNHK大河ドラマの話と、正月三が日のテレビ情報・WBCの話などで構成されていた。
ただ、この第2部の大河ドラマ解説が微妙なところで、西日本新聞では朝刊の別刷りの部分と重なっている(記事の中身は共同通信が担当しているが、内容そのものは西日本とトーチュウ、どちらも同じ)。もしかして、東京新聞本紙では、エンタメ欄をワザと省いてる……?
もとより、東京新聞は普段からページ数が極端に少なく、元日付も48p程度しか確保されていないという情報だったため、トーチュウもそれに併せた格好となっている。
一応、東京新聞も中日グループの仲間ではあるが、同紙に対する歴史的経緯や、名古屋・三河と接点のある企業が都内・首都圏では少なく、スポンサーが付きにくいという弱点があるため、年々痩せぼそりしている様子。元日付の東京新聞をバックナンバーで取り寄せようかとも思ったが、皆さんもご存じ、例のヘイト紙面を見る限り、とてもじゃないがムリ。
西日本スポーツが3月末で廃刊となるが、現在の西スポはトーチュウの九州エリアフランチャイズ版という位置づけにもなっている(少し前はサンケイスポーツの記事を流用)。西スポも廃刊→トーチュウ受け廃止となる以上、トーチュウそのものの休刊も懸念されるが、果たして。
(魔理沙)勝手な予想。西スポが無くなった後の西日本新聞、ヤケクソになって東京新聞並みの極左路線+常にヘイト(左派基準)&陰謀論ばかり書くようになるんじゃねーか?
(霊夢)存在感を示せなくなるにしても、最低限、地元福岡の新聞というブランドだけは守って欲しいわね。