そらマメさん鉄道局・流通局

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駅の運営体制見直し(2023年度版)

駅体制の見直しについて
九州旅客鉄道 / 2023年1月19日付)

trafficnews.jp 今回の無人化は、下記の通り。

完全無人化が決まった小森江駅(2018年訪問)

 都心部ですら無人化というが、JR東日本JR西日本管内の強制無人化と比較すれば序の口レベルであるため、この程度で騒ぐ案件かは疑問である。

 以前にも物申したが、JR九州が非難されるのは無人化する代わりとして、指定席券売機導入による窓口要素の存続を行わず、場当たり的に潰しに掛かることしか考えないため。この方針は全く変わっておらず、寧ろ、開き直って更にエスカレートする姿勢すら見せることから、今後も加速する見込み。

 計画的に潰すのであれば、

  • 特急停車駅のうち、出入りが非常に激しい駅は、従来通り窓口+指定席券売機+出札を継続。
  • 特急停車駅ではあるが、出入りが疎らな駅は、出札業務のみ残し、きっぷの売りさばきは指定席券売機に委ねる。
  • 特急が走らない線区のうち、新幹線が並走する鹿児島本線大村線長崎本線は、直営駅または新幹線駅に窓口要素を移管させ、在来線窓口は全て廃止するか、簡易委託を強化。
  • 特急が走らない線区は、問答無用で窓口を廃止し、指定席券売機も導入しない。定期券更新は郵送方式を採用するか、最寄りの特急停車駅まで移動して貰い、片道分の運賃はJR負担という条件に変更。

 この方法で理解を求めるのが筋だろう。でも、JR九州はかなり適当に選ぶフシがあるため、「次はどこを潰そっかな~♪フンフフンフ~ン♪」というアクションを取るのでは?という懸念が透けて見える。