www.jrkyushu.co.jp 2025年4月1日より、JR九州は基本運賃を大幅に値上げしている。
初乗り運賃は170円から200円(地方交通線は180円→210円)・改定率最大15.0%に大幅値上げとなり、営業キロ(または擬制キロ)が長くなるにつれ、30円以上の運賃で料金が吊り上がっていく。近距離券売機で購入が可能な当日券の最大運賃は、1,850円から2,130円(△280円)に改定されており、もとから三島会社特有の割高な運賃に拍車をかける事態になっている。
運賃を大幅値上げする必要としては、
となっており、サイドメニューで稼いで赤字分を補填する手法に限界が生じたことから、政府に値上げ申請を行い、認可されたことから値上げに踏み切っている。なお、今回は基本運賃と、それに伴う定期券・トクトクきっぷの価格見直しのみ行っているため、特急券の発売価格には言及していない。
値上げ後の去就
値上げに伴って捻出される費用の使い道は、下記の通り。持続可能な安定した列車の運行に加え、
を段階的に導入する方針。
値上げするのは仕方がないにして、その増収分で何をするのかを資料で確認してみたが、個人的に進退が気になる案件は、やはり国鉄列車の淘汰と駅設備関連だろうか。
前者の列車置き換えの話は、列車次第かなと。気動車に関してはJR九州発足後の125形・200系を当面使い続け、あまりにガタが酷い国鉄のキハ40系に関しては、予算が出来次第、YC1系に変わっていくものとみている。九州イチの経済都市である福岡県内でありながら、後藤寺線・日田彦山線などに行くと未だに国鉄型が牛耳るのは、なかなか頑張っている方だとは思うけど、まあ、それもあっさりとYC1系に変わってしまうんだろうなぁ~と冷静にみている。

JR九州管内の国電は、関門トンネルを走る415系と、宮崎エリアの日豊本線で使用される713系、それに筑肥線・唐津線の筑前前原~唐津・西唐津を走る103系の3種しかないが、淘汰される順番としては、
こんな感じだろうか。
後者の駅設備に関しては、以前からも申している通りに、JR西日本管内同様の駅合理化を進める必要があるとみている。それを踏まえて言うと、
- 利用減の見込みが強いみどりの窓口を中心に、アシストマルス(「ど~ぞ」、JR西日本管内でいう「みどりの券売機プラス」)に置き換える。
- 指定席券売機設置駅をさらに増強し、無人時間帯でも確実に予約乗車券が受け取れる環境づくりに励む。
- QRチケレス乗車を、現状の博多発トクトクきっぷに限定せず、通常の乗車券・特急券でも利用できるように改造。
- 窓口閉鎖時間の拡大化や、無人駅ながらも人の出入りがそこそこ多い駅を中心に、スマート・サポート・ステーションを積極的に導入し、係員対応遠隔精算機導入で運賃精算を確実に行えるように考慮。
- SUGOCAエリアの更なる拡大(これには沿線自治体の出資が前提)
- ファミマ自販機を置いて欲しい(超個人的な意見)
このような駅運営体制を構築して欲しいかなとみてる。どう見ても心ないイコ駅長の合理策まんまですけどね!
運賃値上げの前触れ
八木山バイパス有料化に伴う取材をしたその日に、篠栗線・筑豊本線の駅に立ち寄ったが、その時には値上げに対応した運賃表や券売機の事前準備が行われていた。

