fuwafuwaame.hatenablog.com↑の話も参照。
「ネット予約で QR チケレス」サービス拡充!
~全ての在来線特急列車・D&S 列車で利用可能になります~
(九州旅客鉄道 / 2025年6月27日)
ネット予約きっぷを電子化し、乗車券の受け取りをせずにそのまま改札機を通過できる、JR九州のQRチケレス乗車が、7月8日よりエリア拡大化する。
最大の特徴は、特急列車が介在する全ての線区に対応したこと。九州新幹線以外の線区で運行されている特急列車と、観光列車の「D&S」に対応したことで、ネット予約きっぷを受け取るに指定席券売機やみどりの窓口に立ち寄る必要性が薄れた。
【QRチケレス対応線区】(2025年7月8日乗車分以降)
今までは博多発の九州ネットきっぷ・かもめネットきっぷに限定されていたが、今回はその縛りが無くなっており、事実上、特急列車を正規運賃で利用する場合でもQRチケレス乗車が可能になるものとみられる(確認したくてもQRチケレスを選べるかどうかの画面は8日にならないと出てこない)。
QRチケレス拡大化にあたり、いくつか興味深い線区が確認できる。
特急「かささぎ」が走るのは肥前鹿島駅までであり、それより先の長崎方面は普通列車しか走らないため、本来だと対象から外れてしまうが、なぜか全駅対応。経路選択の拡大化や、観光列車の「ふたつ星4047」に対応するためだとみられる。
同じような理由で、大村線のハウステンボス~諫早の間も利用できるようになる。
QRチケレスが初めて登場した時は、福北ゆたか線(筑豊本線+篠栗線)はNGだったが、今回の更新で実質、ホームライナーである特急「かいおう」に対応したため、博多・吉塚~直方でもQRチケレスでの乗車が可能になる。それ以外の筑豊本線(若松~直方、桂川~原田)は従来通り、北九州市内区間を発着とする乗車券・特急券を除き、使用不可。
観光列車の「指宿のたまて箱」は、鹿児島中央駅と指宿駅の2駅しか停まらないため。
4. 鹿児島本線・久留米以南の中途半端な対応
熊本エリアは、どう考えても「飛び地」「浮き島」のようにQRチケレス対応となっているが、熊本~宇土は観光列車の「A列車で行こう」が走るため。鹿児島エリアでは鹿児島中央~鹿児島の僅か1駅間しか対応していないが、これは特急「きりしま」が走るためである。
それ以外の線区では特急列車が走らないため、QRチケレスの対応は一切無い。従来通り、SUGOCAや磁気乗車券で。
(カエルくん)これって、要はJR九州の特急列車を「可視化」しただけだよな(謎笑)
QRチケレスの拡大化によって、ひとまずチケットレス乗車への対応そのものは完成した。後は、九州新幹線を使わずに特急・座席指定が必要な列車への乗車に対応したトクトクきっぷの電子化を行い、それと引き換えに折を見て、2枚きっぷなどを廃止・縮小化するものとみられる。
余談
6月に満喫きっぷで福岡県内をウロウロしていた時、西小倉駅ではQRチケレス対応の自動改札機が薄い青色から緑色に変更されていた。「みどりの改札機」というらしく、どこぞのJR西日本みたいなネーミングしてるなぁ~と勘ぐった次第。



いつも言ってることだけど、JR九州は指定席券売機をもっとたくさん導入して欲しい。
確かにQRチケレスの拡大化でチケットレス乗車を強く推進することは大事だけど、全員が全員チケットレス乗車をする訳ではないし、駅によってはみどりの窓口の営業時間が短すぎるのにネット予約きっぷの受け取りができない所もザラにあるし。完全転換が困難だからこそ、当面はチケットレスと、朝から晩まできっぷ受け取りが出来る環境を整備した上で、完全電子化を見極めて欲しい。
みどりの券売機・券売機プラス(指定席券売機)の強制転換を進めるJR西日本は、単に営業範囲が極端に広く、駅業務の合理化と尼崎のコールセンターに集約させる方が得策という判断から行っているが、JR九州は特急の介在があるかどうかで判断しているフシがある。そりゃ、羽犬塚や上熊本やらに指定席券売機が導入されないのは頷けますわ。