そらマメさん鉄道局・流通局

鉄道旅行・新聞の流通考察・雑談がメイン。

秋里コノハ(乗車券)

16bitセンセーション ANOTHER LAYER
(テレビアニメ / 原作:みつみ美里甘露樹若木民喜

 2023年10月から数ヶ月間、アダルトゲーム(美少女ゲーム)の開発現場に携わった、当時のクリエイターたちの活動を記録したコミック「16bitセンセーション」のテレビアニメ版が放映された。

 ざっくり言えば、1992年当時、美少女ゲームが大好きで、自分でも絵を描きたいと願う女子大生・上原メイ子が、秋葉原パソコンショップ「アルジャーノン」でアルバイトを始めるところから物語が始まる。この店は、並行して美少女ゲームの製作も行っており、開発の手伝いを行うことになったメイ子。

 当時はまだ16色しか使えないPC-98時代の黎明期。技術的な制約や過酷な締め切りと戦いながら、仲間たちと共に情熱を注いでゲームを作り上げ、業界の熱い変遷を駆け抜けていくお仕事青春物語である。

 2023年に放映されたOVAは、この話を軸に、現代世界に生きる少女・秋里コノハを軸に、当時の美少女ゲームのハコを開けてタイムワープを繰り返し、過去・現代・未来のコンピューターの世界観を、プログラマーのマモー(六田守)と共に冒険する、という話になっており、原作とは随分と改変されている。

 で、ここからが本題。秋里コノハさんは、声優の古賀葵さんが彼女の声を充てているが、この名前と苗字の組み合わせで行くと、鹿児島本線の駅名で乗車券が作れるのでは?」となる。

コノハちゃんと、それを演じた声優さんの「名前」で、乗車券を発行できるのでは??

 で、発券したのが、これ。

「コノハを演じたのは古賀さん」

 コノハという名前は、熊本県に「木葉駅があり、声優の古賀さんの苗字もまた、同じ鹿児島本線上に「古賀駅がある。なので、元旦の初詣をする際、JR久留米駅指定席券売機で駅名を指定して発券することに。近距離券売機で乗車可能な運賃上限額(2,130円 / 営業キロ100km未満)を超えているため、途中下車の制度が利用でき、有効期間も1日分上乗せされているのが確認できる。

 ガンジツスゴクオモイシンブンを行う時は、この乗車券を使って途中下車を繰り返し、最終的には古賀駅で持ち帰ることで入手できた。

コノハちゃん「マモルくん!私の魂を入れ込んだ方の駅(謎)に到着したよ!」

コノハちゃん「……元旦から何してるんだ?」

 元旦から何、馬鹿なことをしてるんだと思ったのだが、いいんですしかも最初に乗車した駅はコノハちゃんじゃないし() 人名や語呂合わせで乗車券遊びを行う文化があるので、私もそれに便乗したのだった。

 なお、他の出演者の苗字、あるいは役名も調べてみたが、

【登場人物】

【声の出演】

※主要キャストのみ掲載

 と、このようになっている。このことから、16bitALにおいて、語呂合わせが最も確実に行えたキャラクターと声優さんは、必然的に木葉駅古賀駅に絞られる、ということになる。

日刊自動車新聞(日刊紙としての発行 THE FINAL)

fuwafuwaame.hatenablog.comfacta.co.jp↑の記事も参照。

 自動車業界紙日刊自動車新聞は、2025年12月26日付を最後に、日刊紙としての発行を取りやめ、今年1月8日から週刊紙方式に移行している(なのに「日刊」っておかしくない?というツッコミは置いといて)。普段は電子版での供給を主体とし、紙媒体は必要に応じて補充する仕組みに見直されているが、これも読者の減少やランニングコスト上昇への対策から余儀なくされたもの。

日刊紙としての「日刊自動車新聞 THE FINAL」

 日刊紙としての最終発行のモノは、日農元旦号の時同様、例の販売店で調達。日刊最後とはいえ、最期を伝えるかのような紙面構成にはなっておらず、発行のタイミングが変わることの旨がシンプルに記載される程度に留まっている。日刊紙としての最後の一面は、自動車総連会長へのインタビューと税制検証記事、合間に京都府自動車販売会による声明文が掲載されている程度で、何ら変わりなしでした。

 なお、私が購読した例の販売店での取扱は、今年3月末までとのこと。週刊紙移行後も、数ヶ月間は激変緩和措置で紙媒体の供給は行うものの、それ以降は電子版で、というスタンスであることから、新聞販売店というよりかは、新聞社の方針による供給見直しに追従したものだと推測される。一足お先に週刊紙に変わった電波新聞も取扱を終了しており、紙媒体としての週刊紙を入手するのが、極めて困難な情勢となった。

元日の日本農業新聞

 農業協同組合(JA)の機関紙であり、農業生産に関する業界紙としても知られる日本農業新聞」(日農)。この元日紙を入手したので紹介させて欲しい。

日農にも元日紙がある。

 農業新聞という名称ではあるものの、表題の右上にJAグループのロゴマークがある通りに、農協の機関紙(中立性ゼロ)。そのため、建前としては農業に携わる農家や業者向けの情報発信にはなっているものの、機関紙という性質上、露骨なまでにJAの言い分がストレートに反映されている。

 普段は野菜の市場価格や競り、農業用品(肥料など)の価格等や小回りの利く生産者向けの情報を載せつつ、オピニオンなどを通じて明確に日農編集部(≒農協幹部)による主義主張を行うが、元日紙の場合は、農協のトップリーダーや経営に携わる重要な幹部への元旦声明や、JAグループの広告(JA全中JAバンクJA共済・全農など)・生産者の声明・今年の農協の取り組みなどがより色濃く反映されている。

 この辺は農協の立場らしいスタンスですね。地域欄も手抜きせずに県別・地域ブロック別に編集を小細工していた。

元旦紙は28ページ

 今年の元旦日農は28ページ業界紙・機関紙としては比較的ページ数が多く、僅か32pしかなかった某・関東の元旦紙とほぼ同水準である。いいか悪いかは別として、農業の立場に無関心な私からしたら、少し新鮮な気持ちで接することが出来た(賛同は案件ですが)。

農協自体は印刷工場を持たないため、地方紙・全国紙に委託(名刺広告)

 日農は自社で印刷工場を持たないため、印刷・配送を他紙に委託している。名刺広告をみる限りでは、

 と、このように委託している。日本三大都市朝日新聞の印刷工場が引き受け、それ以外では地方紙あるいは全国紙の地方印刷拠点が受託。

 福岡県内では西日本新聞、または朝日新聞の販売店が日農を委託配達するが、最近は福岡県内であっても朝日新聞の専売店が減少していることから、西日本新聞の販売店に行くと、ついでに日農まで取り扱う店舗が殆どである。但し、予備紙は殆どないため、基本的には日農契約者にのみの対応(あくまでも販売ではなく、配送代行)となる。熊本県の某所で入手した日農も、バックナンバーがギリギリの数でしかなく、生産者等からの申し出も無かったために、ご縁で譲って貰った。感謝感謝です。

ガンジツスゴクオモイシンブン2026

 新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

毎年恒例ではあるが、可能な範囲内で。

 毎年恒例の「ガンジツスゴクオモイシンブン」。今年はこの結果になった。

 昨年は高知旅行を最優先としていたため、元日の新聞は必要最小限に留めた敬遠路線だったが、今年は普通に九州島にいようと想ったので、久しぶりの在福・佐賀購読路線だった。まあ、電車旅行と初詣を兼ねてたのですが。

 全体的に、一部の全国紙で減頁傾向がみられる。特に毎日新聞に関しては50ページ台と、もはや全国紙の品格に満たないくらいの減少率。専売店の減少等により読者数・シェア率の減少がそのまま反映された格好であり、相当の苦戦を強いられた形と言える(九州では読者人口が米粒以下の産経新聞にすら負けてしまう有様)。

 読売新聞は、今年から一面のページ数表記を廃止。これは地域によって、追加の別刷りが投入されて辻褄が合わなくなったことへの配慮だとみられる。

 佐賀新聞はJR鳥栖駅周辺では別刷りを外し、第1部のみ搬入するコンビニが多かったため、別刷りまで含めた新聞の調達には、隣の上峰町まで足を運ばなければならなかった。恐らく、盗難などの事故への対策なのかもしれない。

 各紙の一面読み応えとしては、やはり読売新聞の「中国軍台湾上陸訓練スクープ記事」。国際部のインテリジェントネタは、毎年考えさせられる。他はオピニオンもの。西日本新聞はやたらと熊本のTSMC憎みが目立つが、これが地元福岡だったら同じように厳しく追及するつもりなのかね?

 手元には無いが、タイムラインで眺めていたら、東京新聞中日新聞東京本社)は僅か32ページ程度しかなかったらしい。高らかに報道と政治の理念を掲げる割に、購読料を通じた取材費回収とか、上手くいっていないのだろうな。

今年の展望

  • 既存銘柄の発売エリア縮小化
  • 購読料見直し言及
  • 取材態勢・紙面製作の見直しと、年寄り・活動家への忖度強化

 去年と変わりません。

2025年の新聞業界を振り返る

 2025年の新聞業界をざっと振り返るなら、昨年に引き続いて廃刊・発行見直しラッシュに苦しめられた所だろうか。

廃刊・配布見直しラッシュに振り回された一年

fuwafuwaame.hatenablog.com 今年で特に記憶に残ったものといえば、朝日新聞の土曜夕刊取りやめ事件。配送環境への対策が本来の目的だったが、朝日と共に毎日・中日東京・大阪産経も混載の形で販売店に輸送していたことから、済し崩しで発行取りやめ(ある意味、イモヅル式)となった。

 朝日・毎日の場合は発行部数に対し、輸送コストと天秤をかけた結果、発行日の調整をする方が得策という判断だろうが、そうなれば夕刊と距離を置く年寄りが増えても仕方あるまい。どの報道屋もメディアセグメントが宜しくなく、来年はもっと厳しい展開が予想されそうだ。

 ちなみに。自分の所の店が扱う某県紙は、地元の看板であるにも関わらず、一面から終面まで全て共同通信のコラム・活動家の与太話などで紙面が埋め尽くされ、地元で起きてる直近の話すら掲載しない。とてもじゃないが、夕刊と言える代物ではないのだが、惰性で発行し続けているため、今後もこのノリが続くとみられる。

 今年廃刊した銘柄で興味深いのは、夕刊フジ。競合紙の日刊ゲンダイ東京スポーツは、もう少し頑張って発行すると思うが、来年以降も輪転機稼働率の低下や、新聞用紙の製造削減・高騰化が見込まれるため、それに応じて購読料見直しでもすればどうなるか、厳しい判断を迫られるかもしれない(まあ年寄り・活動家は大幅値上げなどビクともしないけど)。

夏場は配りたくない

 毎年のように夏場は蒸し暑くてヘトヘトになるのは百も承知だし、10年以上も勤務してるので慣れてはいるのだが、今年は5月~10月下旬あたりまで酷暑が続いたため、さすがに看過できなかった。

 「山間部だから涼しいんでしょ?」と聞かれるが、そんなことはない。普通に蒸し暑いし、昼間の熱がこもるので、朝刊配達を行う夜間の方がタチ悪いよ。

 来年もこんなノリかと思うと、がく然とする。歳を取ったからと説明するには、さすがに無理があるのかも。

目に余る活動家もどき記者の暴走

fuwafuwaame.hatenablog.com トリ記者を手放す原因となった毎日新聞極左路線転身だが、これも詰めていけば、取材費削減や編集業務のプロダクション会社委託(人件費抑制)、配送体制の見直しでコスト削減・撤退戦を強いられていることの裏返しでもある。

 しょうもないおっさんおばさん活動家もどき記者の手によって、無垢なキャラで可愛かった彼を「闇墜ち」した姿で見ないといけなくなると思うと、正直、辛い。来年以降も撤退戦が続くため、今以上に極論暴言まがい・歪な活動家への忖度・メガホン記事が増強される見通し。

ワンパターンな戦争体験やらとか、飽きた

fuwafuwaame.hatenablog.com 紙媒体を頬張るように、鼻息を荒くして熱心に読むのが年寄りと活動家であるため、せっかくの戦後80年という「より現実に沿ったアップデート」の機会すら見逃し、ソイツらに居心地のいいコラムとオピニオンで埋め尽くし。しかも、前夜祭・本番・後夜祭のノリで、空虚な戦争体験の話を盛るものだから、AIによる創作でもしてるんじゃないかと思った。

 生々しい戦争体験を聴くなら、隣の韓国・中国の兵隊や、ウクライナ・ロシア兵から直接聞けばいいじゃん(聴いても編集で改ざんするけど)。

 地元紙も少しずつではあるが、地元の要素が薄れていき、全国紙共通の「誰か」が喜びそうなコラム(女性の社会進出・ジェンダー問題・反高市政権・反戦など)を前面に押し出すなど、読者・県人意識が遠のいている。感情まみれに紙束とか、正直、配ってて伏せる。来年は連日億劫な日々になりそうだ。

 「攻撃的な記事が目に付く」「シンプルに値段が高い、その割にワンパターン&薄い」という悪循環に嫌気が差し、途中から即売買うことに距離を置いた年でもあった。