そらマメさん鉄道局・流通局

鉄道旅行・新聞の流通考察・雑談がメイン。

新聞購読料改定表・発行見直し情報(2024年版)

 新聞の購読料改定、または頒布・供給体制の見直しを、新聞社の社告を通じて正式に公表された情報をもとにまとめていく。2023年実施分は↓の記事を参考にどうぞ。

fuwafuwaame.hatenablog.com

 なお、ここでは供給体制の見直しにおいて、電子版に対するサービス強化といった話は、完全電子版への置き換えなど特別な事由がない限り、振れない(本来の紙媒体供給の趣旨に反するため)。

購読料見直し

中日新聞

県紙

スポーツ紙・夕刊娯楽紙

日本経済新聞の各種銘柄

  • 日本経済新聞
    セット:5,500円 /朝刊のみ:4,800円/朝刊一部売り:200円/夕刊一部売り:100円
    【購読料改定日】 2023年7月1日付
  • 日経MJ
    宅配:2,800円/即売:250円
    【購読料改定日】 2024年4月1日付
  • 日経ヴェリタス(雑誌)
    宅配:6ヶ月15,000円~/即売:600円

その他

頒布・流通体制が変わる銘柄

廃刊・配布削減

  • 日本経済新聞(東京本社):輸送費高騰のため、10月末で静岡県内の夕刊発行を取りやめ。
  • 日本経済新聞(西部支社):輸送費高騰のため、9月末で山口県と福岡県の一部エリア(下関市北九州市中間市水巻町遠賀町岡垣町芦屋町)で夕刊の発行を取りやめ。それ以外の福岡県内は当面続投。
  • 産経新聞(北陸・福井版):輸送費高騰のため、9月末で富山県内での配達を取りやめ(郵便による後日配送は継続)。取材拠点自体は続投。
  • 日刊ゲンダイ(関東版):8月3日発行・8月4日付で、栃木県・群馬県の一部エリア(宇都宮市以北 / 前橋市高崎市以北と思われる)での発売を取りやめ。
  • 朝日新聞夕刊(静岡県山口県・福岡県版):輸送費高騰等のため、9月末で廃刊し、翌日付から朝刊と統合。
  • 毎日新聞(北陸版 / 富山県):輸送費高騰のため、9月末で富山県内での配達を取りやめ(郵便による後日配送は継続)。取材拠点自体は続投。
  • 中日新聞東京本社が発行する東京新聞の夕刊は、東京23区を除き、9月30日付を以て発行を取りやめ(23区内では当面継続)。
  • 朝日新聞の別刷り紙媒体「EduA」の発行を、8月号(8月18日)を以て取りやめ。電子版は継続。
  • Nikkei Asia:紙媒体での供給は9月まで(電子版に完全移行)→社告
  • 日刊ゲンダイ(中部版):3月31日発行・4月1日付で廃刊。
  • 朝日新聞夕刊(北海道版):3月30日付で廃刊し、翌日付から朝刊と統合。
  • 毎日新聞夕刊(滋賀県兵庫県播磨地方):3月30日付で廃刊し、翌日付から朝刊と統合。
  • 日経産業新聞:3月29日付で廃刊し、完全な有料電子版のみの運用に変更へ。
  • 新潟日報「おとなプラス」:2月29日付で廃刊し、翌日付から新潟日報・朝刊と統合。

紙面構成の見直し

  • 西日本新聞:4月2日付より、株価欄を2pから1pに削減し、市況を経済面に移設。その他、一部の項目を配置転換する形で頁数の見直しを実施。また、地域問わずに一回刷りに変更(紙面によっては18版が混在しているものの、原則、早版に相当する「16」で固定)。
  • スポーツ報知:3月31日付で釣り面を廃止。翌4月1日以降は電子版のみで情報配信へ。
  • しんぶん赤旗日曜版:3月10日付より、日曜日が5回ある月は「合併号」として2週分をまとめて発行(事実上、1週分を削減)。更に、7月1日以降は月極めを930円から990円に見直し。

設備投資関連

そのほか

  • 福岡天神・博多駅小倉駅などで即売されていた、日刊ゲンダイ夕刊フジ(いずれも大阪版)の発売を、3月30日発行・4月1日付の分で打ち切り。新幹線輸送を取りやめることに対する措置。

初版 2024年1月
更新 2024年11月24日