そらマメさん鉄道局・流通局

鉄道旅行・新聞の流通考察・雑談がメイン。

西日本新聞の紙面構成見直し

西日本新聞 春の新紙面
西日本新聞社 2024年3月28日付社告・朝刊掲載)

 西日本新聞は4月1日付朝刊より、紙面改造を実施している。ココでは生活面・福岡県域コーナーの改善や、電子版における一部サービスの強化が盛り込まれているが、一方では下記の内容が見直されている。

  • 新聞の印刷を、原則として一回刷りに見直し。「京築以外の福岡県は18版(遅版・最終版) / 京築を含めた県外は16版(早版)」の仕組みを取りやめ、16版 or 17版で共通化
  • 生活面の強化を図る一方で、原則として1ページ掲載に縮小(それまでは2ページ体制)。
  • 市況を経済面に統合し、独立して設けていた株価欄は1ページに縮小。同時に、昨日の終値と前日比のみの掲載に変更。
  • 終面のテレビ欄の広告マス・レイアウトを微修正
  • 紙面構成の見直しを実施し、概ね24p程度で完結(ステルス値上げ)。削減率は約1~2割程度(4月2日付社告)
  • 熊本総局を熊本支局に、大分総局を大分支局に格下げ。

一時期は15~19と、合計5段階にも分かれていた版立ても、時代の変化で原則16版に固定。

見直しにより、頁数は最大1~2割ほど削減している。

 社告で紙面改造を言いつつも、配置を見直すという言及もあったため、他の県紙や一部の全国紙と同様にスリム化を図るのかなと予想していた。結果、そうなりましたとさ。