そらマメさん鉄道局・流通局

鉄道旅行・新聞の流通考察・雑談がメイン。

新型肺炎について思うこと。(一介の配達員の考え)●

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フェレット君「人の意見は参考程度に。」

 タイトルの通りである。新型肺炎にどう接すればよいのかを、一介の配達員の視点から考えてみる。

前提

 大前提として、手洗い・うがいは徹底すること。新聞を配っている私は、手のひらが汚れていることから、帰宅後にちゃんと洗っているが、流行期の今は、少し念を入れて、最低2回は手洗いをする。また、手のひらだけでなく、爪や指のスキマといった、細かい所にも。

 うがい薬を少々、コップの水の中に入れた後は、「洗い」として1回よくうがいを行い、その後で「すすぎ」としてもう1回。

 部屋の中では定期的に空気の入れ換えを行う。まあ、当然。

 配達している場所が農村地帯であるためか、マスクを着用することは、現段階ではない。そもそも、マスクが瞬殺的に売り切れており、入手不能状態が続いている。なぜか昭和のオイルショックの時に見られたティッシュペーパー買い付け騒動」が起きているが、問題なのは「人と迂闊に接触すること」であり、買い占め中に人と接触しまくったら、それこそ感染症の爆発的流行(パンデミック)まっしぐらである

情報の収集

 新聞は本来、行政からの報道を正確に、そして的確に伝えて混乱を抑えるのが目的なはずだが、記者も特定の思想を抱く新聞社の「会社員」であり、メディアによっては、特定の思想を持った読者にウケるかのように「書かされている」。たとえば、こういう事例↓

mainichi.jp 読者ウケをしようと、敢えて変化球をつけて報道する所もあるが、ホントに風邪・花粉症などで悩んでいる患者にしたら、正直、傍迷惑と思われかねない。ネット環境があるならば、厚生労働省や総理官邸、あるいは各都道府県や市町村自治体の公式サイトに掲載されている、新型肺炎に関する情報を閲覧した方が確実である

www.mhlw.go.jpwww.kantei.go.jpwww.pref.fukuoka.lg.jp

 その上で、報道機関・日本政府・厚生労働省などでも大きくズッコケることもある(特に、後で新しい情報が更新され、以前の予防策が通用しなくなった場合など)。行政からの情報を受け止めつつ、一方で行政指導が別件で発動された際は、出来るだけその通りに従う方が無難である。

 なお、新聞配達は「国民に正確な情報を伝達(ry」なので、政府レベルで非常事態宣言が発動されようが、普通通り、お仕事をしている(と思う)。

 新聞記事の分析や論説などは、正直、ある程度事態が収束してから読み直していい。初期の段階で日本政府の不手際があったのは事実だが、だからといって闇雲に政権批判を繰り返せばよいわけではない。足の引っ張り合いに終始してリーダー不在となってしまえば、今以上に大混乱に陥る危険性が高くなる東日本大震災の時の大混乱っぷりを「再現」してどうするんだ)。オピニオンなど、記者の主観が滲み出る記事があった場合は、今の段階ではそっとしておく。

 新聞記事で自分が読む所は、地元紙の西日本新聞であれば「地域面」と九州・福岡エリアのローカル情報。後は日本経済新聞と、九州スポーツ(←コレは最初からネタと分かっているため。完全な娯楽であり、トバしてナンボの新聞だから)。他は興味がある時以外、読まない。

過剰に反応しない。冷静に判断し、あくまでも「普通に生活」を。

新型肺炎かな?という条件】

  • 風邪の症状や37.5度以上の発熱が4日以上続く場合(解熱剤を飲み続けなければならないときを含む)
  • 強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある場合、高齢者をはじめ、基礎疾患(糖尿病、心不全、呼吸器疾患(慢性閉塞性肺疾患など))がある方や透析を受けている方、免疫抑制剤抗がん剤などを用いている方
厚生労働省・総理官邸ホームページより引用。

 現段階で上記の条件に当てはまる場合は、新型肺炎の疑いが考えられるため、もしもそうだと思った時は例の「帰国者・接触者相談センター」へ。そうでない場合は、近くの病院へ。

 田舎の場合は別の家との距離が遠いため、感染のリスクは低いものの、全く油断できない。遠出する場合は人混みを避け、場所を問わずにマスクを着用。マスクが売り切れならば、敢えて外出を先送りするのも考えたがいい。

 自宅待機(外出禁止令を自治体レベルで発動している場合も含)をするのであれば、せっかくなのでAmazon楽天ブックスなどで書籍を買い、読書に専念するのもいいかもしれない。新型肺炎を含め、そもそも「ウイルスと人類とは何か?」を哲学的に勉強する、いい機会になるかも。