4月競馬確定面が大ボリュームアップ!!
中間時計&1週間前追い&全36レース出走馬コメント完全掲載……
(東京スポーツ新聞社・社告 / 2024年3月1日付)
東京スポーツ新聞社は3月1日付の社告で、東京スポーツ・大阪スポーツ・中京スポーツの購読料を大幅値上げし、金曜日・土曜日の発行時に競馬面のページ数・分析予想記事を大きく改善する形でページ数を見直す方針を明らかにした。朝刊として発行している九州スポーツは、当面、購読料を据え置く。
東スポ・大スポ・中京スポ
- 宅配:4,200円→4,800円(△600円)
- 即売:
(月曜~木曜)180円(据置)
(金曜・土曜)250円(△70円)
- 宅配:3,900円(据置)
- 即売:160円(据置)
社告にもある通り、中央競馬開催前の金曜日・土曜日の地点で出走馬が確定するため、中間時計・前追い・出走馬の詳細な分析を掲載。それに伴って、金曜・土曜(九スポは土曜・日曜)のページ数が微増される反面、それ以外の平日は紙面構成を見直す。
東スポをはじめとした夕刊紙は、昨年の原材料費高騰に伴って値上げしたばかりであり、僅か1年で大幅値上げに踏み切らざるを得ない状況が続いていることから、選択と集中で競馬・公営競技にリソースを置き、それ以外の企画モノやスポーツは縮小傾向になるものとみられる。競合紙の日刊ゲンダイ・夕刊フジも追従するか、注目が集まる。
もとより、直近の九スポ(東スポ)は、大谷翔平選手の話ばかりしており、日本のプロ野球やプロレス・UFOネタなどの話は大幅にフェードアウトしていることから、東スポがレガシーを追っ払って競馬・公営競技専門紙として独立するのは時間の問題である。他の朝刊スポーツ紙も、いつまでも野球ばかりで乗り切れるかは疑問である。