熊本市中央区には、熊本県内の取材及び、県紙を発行している熊本日日新聞社がある。市内の郵便局めぐりのついでに企業訪問してみた。
戦前に存在した熊日のルーツとなる旧・九州日日新聞社時代を経て、1981年に現在の中央区世安町に移転。それまでは中央区上通に社屋を設けており、現在は熊日会館として複合型多目的施設に転換されている。同一の敷地内にビルが3つあるが、元々は現在の1号館に相当する部分を利用して、紙面制作・印刷などを行っていた様子(1999年に本社機能を世安町と統合)。
ココで熊日を一部買いしてみた。明確に売りさばきを行う部署があるため、領収書も熊本日日新聞社名義になっていた。
新館の設立に伴い、それまで取材・紙面制作等に使っていたビルは関連会社が使用しているが、5階には熊日の歴史を司る「新聞博物館」が設けられている。現在のデジタル紙面編集を行う前、要するに活版で紙面を作っていた頃の部品や機械などが展示されており、昔は結構人力作戦だったんだね~と関心深く拝見させて頂いた。
訪問時は歌手の八代亜紀さんを追悼する展示企画が実施されていた。熊日にもちょくちょくと郷土を想う記事があり、それを回想するという内容だった。