www.yomiuri.co.jpfuwafuwaame.hatenablog.com↑も参照。
読売新聞グループ本社は、読売新聞の購読料据え置きを今後も継続することを発表した。他の銘柄が値上げラッシュで阿鼻叫喚となって苦しんでいる最中、1年間の値上げ保留とその後の進退が注目されていた。
【読売新聞と姉妹紙の購読料金】
- セット版:4,400円
- 統合版:3,400円
- 朝刊一部売り:150円
- 夕刊一部売り:50円
- 読売KODOMO新聞:
宅配:550円 / 一部売り:160円- 読売中高生新聞:
宅配:850円 / 一部売り:220円
新聞情報社による報道では、直近の読売グループの動向としては他紙からの乗り換えを積極的に行う姿勢が見えているとのこと。具体的には下記の通り。
- 3本社(東京・大阪・西部)全ての部で入り止め(新聞購読契約の始まりと終わり)増紙が達成。
- 他紙の購読料値上げが響き、読売新聞に鞍替えする顧客層が増えた。
- 他紙からの乗り換えを継続しつつ、読売センター(販売店)が他紙の配達を受託する環境作りに積極的に取り組む。
※新聞情報(新聞情報社) 2024年1月31日付より
賛否はあれど、やはり読者からしたら、ストレート値上げは普通に堪える。どんなに地元に根付いた報道を掲げても、記者と売り捌く側とで大きな意識の乖離がある以上、値上げは最終手段として考えるべきことだと思う。もちろん、読売グループもこの状況が永続するとは考えにくいが、可能な限り踏ん張って読者層の奪い合いを行うことそのものは、まあ、いいんじゃないかな。
なお、読売本紙と姉妹紙は保留を続けるが、グループ会社が発行する銘柄は遠慮無く値上げしている(スポーツ報知・福島民友)。