そらマメさん鉄道局・流通局

鉄道旅行・新聞の流通考察・雑談がメイン。

新潟日報「おとなプラス」廃刊+購読料値上げへ

www.sankei.com 新潟県を発行地域とする地方紙・新潟日報社は、2月5日付の朝刊社告で、実質夕刊の「おとなプラス」の発行を2月末で取りやめ、翌3月1日から朝刊単独料金を値上げする形で統合化することを発表した。

鳴り物入りで始まった、夕刊の代替「おとなプラス」

 元々、新潟日報の夕刊は、2016年10月31日付までは通常のセット体制だったが、11月1日からは朝刊と分離し、別途購読を可能にする形でタブロイド判の流通を実施したもの。中身は夕刊そのままだが、一面から最初の方は新潟県内ゆかりの話や、グルメ・タウン情報といった地域性に富んだ情報を最優先に持ってくることで、朝刊のストレートニュースとは区別を図る狙いがあった。

 おとなプラス発行には県内の読者に試し読みしてもらい、チューンアップする形で新装開店したものの、結局は夕刊の需要低下に加え、昨年からの材料費高騰でトドメを刺され、廃刊することに。写真にあるおとなプラスは、フォロワーさんから頂いたもので、中面はBSチャンネルの番組表がフルサイズで載ってるのが印象的だった。

 朝刊の統合に伴い、おとなプラスの要素は朝刊に継承すると共に、朝刊+おとなプラス購読者は購読料を引き下げる。一方、もとから購読者が多い朝刊単独に関しては、600円値上げして4,000円にするため、セットだろうが統合だろうが、大幅な負担増を強いることになる。

霊夢「新潟は北陸なのか微妙だけど、取りあえず北陸と一緒くたにしたわよ」
魔理沙タブロイドで夕刊の代替とは挑戦的だったな。結局、需要低下+紙代値上げでトドメ指されたか」