そらマメさん鉄道局・流通局

鉄道旅行・新聞の流通考察・雑談がメイン。

集めた交通系ICカード

 昨年から集めている交通系ICカードの収集。2021年3月現在では、派生版も含めて16枚収集することが出来た。

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派生も含め、2021年3月現在で16枚収集。

【一覧】

 Kitacaのみ、フォロワーさんからの温かいご支援で戴いたが、それ以外は全部自力で入手。こうやって一覧で並べると、派生型が割と多いことや、敢えてJR系と対抗するために独自カードを製造しているバス屋が多いなと感じさせられる。

 ところで、JR九州SUGOCA。記念デザインカードに関しては、公式サイトでは「在庫限り」と書いてあるモノの、今までどこの駅を巡っても発売されておらず、転売ヤーが買いあさったか、もしくは純粋にファンが購入して完売したのかと思っていた。しかし、この前の電車移動で二日市に寄った時、みどりの窓口でダメ元で聞いてみたところ、ごく僅かに在庫が残っていた。ココで買えなかったら、二度と記念SUGOCAは買えないと思ったため、迷わず即購入。あぶねーーー。

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今までは手放すことが多かったが、今後は永久保管で。

 記念デザインカードは無記名限定であるが故に、交通系ICカードコレクションを意識していなかった以前は、スグにポイと手放すことが多かった。しかし、在庫があと僅かしかなく、無記名であっても乗車券であることに違いないため、今後はしっかりと残していこうかと思う。てか、普段は通常の記名式SUGOCAで行き来するので、コレは完全なコレクション扱いである(^^;

フジサンケイビジネスアイ休刊へ

www.sankei.com 産経新聞の社告にもあった通り、経済紙のフジサンケイビジネスアイ(旧・日本工業新聞が6月30日付で休刊となり、7月以降は産経本紙と統合化される方針になった。社告にもある通り、時代の変化で経済・産業情報の多様化(&発行部数の減少)が進んだため。

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自宅に1部だけ残しているビジネスアイ

 ビジネスアイは大阪産経経由で取り寄せたことがあるものの、バックナンバーの購入がやや複雑で煩わしかった(定期購読を前提としているとのこと)。「元日スゴ~く重い新聞」の時に京阪神に出かけたものの、大阪市内でさえビジネスアイを取り扱っていない。こうした特殊性から、一種の業界紙に近いメディアだったように感じた。

 産経本紙にビジネスアイの要素が移動するため、これまで販売エリア外だった九州・山口地区でも、姿を変える形でビジネスアイを一読できるようにはなる。

今日は新聞休刊日です。(2021年3月15日)

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今日は新聞休刊日となっております。

 おはようございます。本日、2021年3月15日は新聞休刊日です。休刊日のため、朝刊の発行はございません。

久しぶりに夕刊を一部買いした話

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ちゃんとニュースを伝える新聞と、コラムでお茶を濁す新聞の格差が酷い。

 ダイヤ改正が実施された3月15日に、JR二日市駅ファミリーマートで久しぶりに在福の夕刊を一部買い。家に帰って一読してみたが、夕刊であってもちゃんとニュースを伝えている新聞が読売新聞と日本経済新聞西日本新聞(但し、ぜんぶ共同通信のニュースで穴埋め)の3紙だけで、朝日新聞毎日新聞は全ページにわたってコラム一色だった。

 「夕刊は世の中のことを知る上で、絶好の読書ツールです」と、どこかの新聞大好きジャーナリスト爺さんが言っていたモノの、ニュースを伝えず主義主張を言うの、「それはブログか自社のニュースサイトでやれば良いんじゃない……?」と感じる。福岡県内でも夕刊を読む一定の読者層があるにしても、やる気あるのか微妙な状況下では、寧ろ、統合化して朝刊一本で発行してもらう方がまだマシにみえる。

 なお、日経夕刊は本来、最終版は「4版」が出回っているものの、東証などが土日の取引を閉めるため、繰り上がって3版になっていた。

ポムポムプリン特別編集委員 就任

 サンリオのマスコットキャラクターの一人で、3月から架空の新聞社「中央新聞社」(戦前に存在していた新聞とは全くの別法人)の特別編集員を務めることになったポムポムプリンが、架空の新聞社(謎笑)にやって来た。

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ぼく、プリン……に加えて、特別編集委員

 特別編集委員といっても、特段、最高名誉の権限を誇る編集委員という訳ではなく、新聞アレコレを統括的に批評する立場の人物という位置づけとなっており、主筆は別に存在している。

 基本的な性格などは本家同様。この世界ではそれに加えて、明らかに読者の実情とかけ離れた記事や、単なる反政府勢力っぽい言いがかりをするだけのコラムがあった場合、遠慮なく彼のトレードマークであるアナルを見せつけるという、チョッと汚い設定を加えた。

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(ポム男)何で朝日毎日東京共同は「東日本大震災=反原発・反政府」と決めつけるのか。食らえ!おしりのしるし!
(ヒヨコ記者)アナルを見せつけるな!!

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(寝イコ)いや~ん、可愛いわ~。ツンツンしちゃう。

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(ポム特別委員)くすぐったい!じゃあ、ココ(アナル)も突っついてよ。
(寝イコ)……け、結構です!!すんましぇん(汗

 ……あんましご機嫌斜めだと、特別編集委員は色々とアレなツッコミを入れてくるから、ご注意のほどを。

 架空の中央新聞社で働く記者・営業の人たちは、下記の通り。交通系が牛耳る鉄道・道路とは違った、もう一つの「クラスタ」の長閑な新聞事情を楽しめるよう、書いていきたい。

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かなり濃いキャラで占められた新聞社^^;

【中央新聞社(架空)の人物】

西鉄電車 ダイヤ大幅見直し

www.nishitetsu.jp  JRグループのダイヤ大幅見直しばかりが注目されるが、福岡都心と筑後の大動脈である西鉄電車にも大ナタが入る。

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庶民の足の西鉄電車ですら「覚悟せい!」

ダイヤ大幅見直し

最終列車の繰り上げ

 JRグループをはじめ、鉄道事業者が夜間に実施している鉄道工事に対する負担軽減や、新型コロナウイルス感染症(COVID19)流行に伴う労働・生活環境の変化に対応するため、最終列車を最大30分ほど繰り上げる。

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ダイヤ改正前の福岡天神の平日(21時~終電)

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ダイヤ見直し後。0時台の急行列車が廃止され、23時台で繰り上がる。

データイムの特急列車取りやめ

 11時~15時台に運行される特急列車を急行列車に格下げ。たとえば福岡天神を起点とする特急があっても急行に変更となる。

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平日データイムの時刻表(福岡天神発)

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ダイヤ見直し後の福岡天神発。30分台の特急が急行に格下げ。
緩急接続も勘案し、一部の普通列車の運転取りやめも実施される。

「土曜日」枠の新設とダイヤ見直し

 土日祝日のダイヤも、利用実態が異なることから「土曜日」と「日祝日」とで分離土曜ダイヤは福岡天神発の列車を削減する。また、日祝に関しては朝時間帯に加え、18時以降の福岡天神⇔二日市を軸に大幅減便を実施。もちろん、土日祝日共通で最終列車も23時台で終電とするように調整する。

nimocaの乗車ポイント制度廃止

 西鉄電車西鉄バスの利便増進を図る理由から実施してきたnimoca乗車ポイント」を、2021年3月31日を以て付与を終了する

【運行会社】

【対象路線】

  なお、記名式タイプの「スターnimoca」に関しては、引き続き、加盟店(主に西鉄系列)で買物した際にnimocaポイントを付与する。また、nimocaに加盟する西鉄以外の鉄道事業者に関しては、その事業者ごとの対応となる。

 無記名式であっても乗車しただけでnimocaポイントが貯まる制度は、トクする人・ソンする人の差が大きいとみる。私は普段から自動車交通に依存しているため、nimocaを使うのは西鉄電車・バスをたまに使う時程度に留まる。そのため、nimocaポイントが付く・付かないは全く意識しない。そもそも貯まらないからだ。一方、定期通勤・通学ではなく、頻繁に福岡・北九州などへ旅行に出かけていた人にとっては、乗車ポイントの積み重ねで観光の負担軽減を図ってきた側面もあることから、乗車ポイントの全廃はかなり堪えるだろう。

 乗車ポイントの付与を無記名式のみ廃止なら理解できるが、記名式のスターnimocaであっても廃止されることから、捻くれた考えで行けば「別にnimocaじゃなくていいじゃん」ってことにもなる。恐らく、西鉄電車・バスともに、別の交通系ICカードを使うユーザーも結構いることから、乗車ポイント付与で客単価を上げるやり方に限界が生じたのだと考える。

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nimocaの急激なサービス縮小で、存在感も一気に薄れそうなイタチくん

 将来的にはnimocaをはじめとする、全国共通交通系ICカードの統合化も視野に、nimocaSUGOCAはやかけんの廃止(SuicaPASMOのどちらかに一本化)も考えられる。

近距離利用の基本運賃改定

 COVID19の流行で福岡天神への旅行客が激減していることから、近距離移動に対する普通旅客運賃を引き上げる。対象は天神大牟田線貝塚線。運賃改定は3月6日から

天神大牟田線

  • 3区(営業7~9キロ):250円→260円(△10円)
  • 4区(営業10~13キロ):290円→310円(△20円)
  • 5区(営業14~17キロ):350円→360円(△10円)

貝塚線

  • 2区(営業4~6キロ):200円→210円(△10円)
  • 3区(営業7~9キロ):230円→260円(△30円)
  • 4区(営業10~11キロ):270円→310円(△40円)

 天神大牟田線はともかく、貝塚線は全区間乗車で40円(往復80円)の大幅値上げとなる。この辺、地下鉄貝塚駅とJR鹿児島本線との新駅構想・直通にあたり、不採算路線の貝塚線に対する廃止に含みを持たせたのではないかと分析する。

福岡の庶民の足ですら、コロナには逆らえなかった。

 上記の通りである。ただ、西鉄電車のダイヤはJR線のような極端な本数削減と異なり、あくまでも福岡都市圏に住んでいるユーザー相手に減便措置を執っている。特急が急行に格下げされると言っても、通勤・通学に支障を来す人相手に敵に回すことはせず、逆に比較的低頻度・気が向いた時に福岡都心へ旅行に出かける人に対してブレーキをかけるような中身なので、大げさに話題になる割には、意外と普段とそんなに変わらないと考える。

 並行するJR九州は効率性を徹底させるため、理不尽な減便を平気でやるが、西鉄はこれでもよく粘った方。コロナが落ち着き、福岡経済の再生に弾みが付き始めたあたりで、少しずつ元の姿に戻って行けたら幸いかなと思う。

 でも、乗車ポイント削減に関しては、さすがにnimocaの存在を脅かすのでは?(と同時に、SUGOCAのキューポ、はやかけんポイントの廃止も現実味を増してくる)

JR西日本 戦力外候補を予想してみる

mainichi.jpfuwafuwaame.hatenablog.com↑この記事も参照。

 JR西日本が公式サイトで公開している輸送人数があるため、国鉄戦力外通告と同様、下記の条件で戦力外とする路線を策定するなら、こうなる。

JR西日本戦力外通告 廃線を宣告された路線たち

第1次戦力外通告

【戦力外の条件】 ※下記のいずれかに該当するモノが対象

  • 盲腸線
  • 営業キロが極端に短い
  • 特定の線区に対し、1日輸送人数が500人を下回る路線
  • 他のJR線と跨がる路線は戦力外を「保留」する(他社JR線も廃止してよいと判断した場合に断行)
  • 代替交通手段の提示は行わない。

 この条件に当てはまる路線は、下記の通り。

第2次戦力外通告

【戦力外の条件】 ※下記のいずれかに該当するモノが対象

  • 特定の線区に対し、1日輸送人数が2,000人を下回る路線(廃止によって重大な影響を及ぼす可能性がある場合は「保留」する)

 廃止の際は、路線バス・第3セクター譲渡・新交通システム(BRTバス専用道・LRTなど)の導入など、代替交通手段と引き換えることを前提に議論する。

この条件に当てはまる路線は、下記の通り。

第3次戦力外通告

【戦力外の条件】 ※下記のいずれかに該当するモノが対象

  • 特定の線区に対し、1日輸送人数が4,000人を下回る路線(廃止によって重大な影響を及ぼす可能性がある場合は「保留」する)
  • 他のJR線と跨がる路線は戦力外を「保留」する(他社JR線も廃止してよいと判断した場合に断行)

 廃止の際は、路線バス・第3セクター譲渡・新交通システム(BRTバス専用道・LRTなど)の導入など、代替交通手段と引き換えることを前提に議論する。

この条件に当てはまる路線は、下記の通り。

 あくまでもJR西日本が公表している輸送人数のデータをもとに、機械的に算出しているため、実際に戦力外にしたら問題が起きる路線が必ず出てくる(他社線との連絡を除く)。さすがに山陽本線の迂回路線である赤穂線呉線紀勢線まで切ってしまったら支障を来すと判断したため、その路線は除外。また、新型コロナウイルス流行に伴う極端な減便が今度も予想されるため、「1日4,000人密度以下」に該当しない路線も、あっさりと戦力外の危機に遭うことは覚悟しないといけない

 国鉄戦力外の規模で行ったとしても、生き残れる路線はコレだけに留まるだろう。

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最低でもココまで減らさないと。

JR西日本の「分社化」も検討を

 以上の路線縮小を行いつつも、一方ではひとつの路線に対し、営業範囲が極端に広いエリアばかりが残るため、JR西日本一社体制では管理・運用に支障を来す。そのため、下記のように西日本会社線そのものを分社化し、西日本が安定して鉄道経営・維持管理が行えるように再編することも提案する。

 その他にも、山陽新幹線の停車駅の見直し(臨時駅扱いに変更)なども考えたが、面倒なので割愛。 

 JRグループの中で意外とキツい思いをしているの、やはり西日本・四国・九州の3社なんだろうなぁ……。

JR西日本のトクトクきっぷを、問答無用で再編させるなら? ●

【前提条件】

  • 全てのトクトクきっぷは、原則として同一行程・2人以上(いわゆる「2人縛り」)に共通化・義務化し、周遊旅行など広域行動を伴うソロきっぷは全面禁止(JRきっぷのルールを厳守)。
  • その上で、ソロきっぷは、制限無しの通常の乗車券を購入する方が相対的に安いことを積極的にPRし、ICOCAによる後日還元方式を導入する。

 それを踏まえた上で再編させるなら、多分、こうなる。

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(我が家の寝イコ駅員さんの話)客単価が殆ど儲からないJR西日本のことなので、たぶん、今後こうなると生温かく見守るしかない。