- 東海道新幹線の新しい車内サービスの展開について
（東海旅客鉄道 2023年8月8日付） - 東海道新幹線、ワゴン販売終了へ…コーヒーやアイスの自販機をホームに増設
（読売新聞東京本社 2023年8月8日付）
東海道新幹線における車内サービスを、11月1日から見直す。記事にもある通り、東海道新幹線内で行ってきた車内販売をグリーン車のみに絞り、かつ、専用のスマートフォンアプリから呼び出す方式に切り替えるように変更され、グリーン車以外の指定席・自由席では、10月31日の最終列車を以て、車内販売が完全に廃止される。代わりに、駅構内の自動販売機を拡充する方針。
新幹線で車内販売を行う様子は、かつてTBSテレビで放送されていた、ドラマ「新幹線物語」シリーズや、他の鉄道番組などを通じて知っていたため、長距離移動が必須の新幹線では、車内販売はつきものだってイメージを抱いていた。
ただ、JR九州管内では九州新幹線が開業する前からも、車内販売は観光列車を除いて廃止されており、せいぜい目にするのは山陽新幹線の車内サービス程度しか記憶にない。そもそも東海道新幹線まで利用したことがなく、新大阪駅で下車することを踏まえると、一度でもいいので名古屋・東京方面まで乗ってみたかったな～という程度。昔であればリッチに利用できたものが、今ではコンビニで事前調達が基本なので、まあ、時代の流れだろう。
執筆地点では東海道新幹線（JR東海）だけが対象だが、済し崩しで山陽新幹線（JR西日本）も車内販売が廃止に至るのは目に見えている（残しても「グリーン車限定＋WESTERアプリからの操作必須＋車内サービスを受けられるきっぷが限定され、かつ、2人縛り強制、または日本旅行が発売するツアー旅行券の一部組み込み」みたいに複雑化）。例の新幹線凄く固いアイスは、今のうちに。
