文字通り、来年のダイヤ改正後に廃止されるトクトクきっぷを予想する。
JRグループ共通
- 青春18きっぷ:北陸新幹線の敦賀延伸に伴い、北陸エリアでの18きっぷ利用が出来なくなり、日本全国共通の在来線普通・快速列車への乗車が不可能になるため。また、運転士を含めたJR各社の従業員不足や、多様な生活環境に対応する必要が出ることから、きっぷ料金を値上げするよりも、普通運賃での乗車を勧めさせる仕組みに変えた方が理に適うため。
- 新幹線・在来線特急回数券:廃止
JR西日本
- 早特きっぷの見直し(WEB早特1・7・14、スーパー早特21・こだま早特):事前予約制はこれまで通りだが、直接割り引くのではなく、一旦、通常通り運賃を支払い、後日、登録したWESTERアプリにポイント還元する仕組みに変更。これを以て2人縛りの条件を緩和させる。
- ユニバきっぷの見直し:新たに2人縛りを適用し、かつ、日本旅行からの発売(旅行券扱い)に変更する。
- 松山・広島割引きっぷ:廃止
- ぐるりん系:2人縛りはそのままに、日本旅行からの発売(旅行券扱い)に変更。
- tabiwaアプリとWESTERアプリの完全統合化:これに合わせ、公平妥当主義の観点から、WESTERアプリ経由で購入可能なJR線乗り放題の対象を外す(JR線以外の交通事業者に対する企画乗車券の販売代行や、JR西日本管内の購買施設で利用可能なデジタルクーポンの配布は継続)。
- 高齢者向け優待制度の見直し(おとなび限定きっぷなど)
- eきっぷ:廃止した上で、通常運賃と同額になるように周知する。
- WESTERポイントでグリーン車席への乗車権:廃止
- ICOCAポイント付与の見直し:アーバンネットワーク(近畿地方)で「昼間特割きっぷ」の置き換えであるICOCAポイント付与(時間帯指定割引)を廃止。加えて、利用回数ポイント(多頻度利用割引)の条件を厳しくする。
- 金沢・富山自由席往復きっぷ:北陸新幹線の敦賀延伸に伴い、ダイヤ改正と共に廃止。
- JR・3セク連絡回数券:北陸新幹線の敦賀延伸に伴い、ダイヤ改正と共に廃止。
- 東京・名古屋・新潟ゆき往復割引きっぷ:北陸新幹線の敦賀延伸に伴い、ダイヤ改正と共に廃止。
- 近畿圏内における、利便増進を目的としたトクトクきっぷ(三都物語きっぷ・奈良満喫きっぷなど):廃止
- 尾道・しまなみサイクリングきっぷ:WESTERアプリ経由に変更
- サイコロきっぷ:満了と共に企画終了し、以後は二度と出さない。
- 来日外国人向けの乗り放題きっぷ:状況を見て縮小化。
JR九州
- 九州ネットきっぷ(当日券・早特):廃止
- 2枚きっぷ:一切の例外を持たせることなく、廃止。
- JR線も利用可能な乗り放題系きっぷ:廃止し、接続先の交通事業者に対する企画乗車券の販売代行のみに変更する。
- 旅名人の九州満喫きっぷ:廃止(駅で接続する他社線の企画乗車券の案内のみに留める)
- ぐるっと九州きっぷ:廃止
- 観光地アクセスきっぷ:JR線の部分は乗り放題、または運賃割引の対象から除外。接続先の観光地に対する入場券販売代行のみに変更する。