1月1日に一部買いした新聞の結果発表。
全体の傾向
減り幅が異様に大きい西日本新聞
昨年の頁数と比較した場合、最も総ページ数の減り幅が極端に大きい新聞がいくつかあり、朝日新聞・九州産経・西日本新聞の3銘柄が10ページ以上も減少している。一応は福岡の新聞であるはずの西日本新聞も今年は別刷りが2部しかなく、その上で福岡県内向けの企業・郷土特集も殆どないことから、読者層に対する先行きの不透明感が際立つ。ていうか、ココは誰をターゲットに紙面作ってるのか。。(謎)
一方、昨年は極端な減り幅で話題になった読売新聞は2ページ程度の減少に留まり、昨年とはさほど大差が無い。他の新聞も、昨年と比較してもせいぜい最大4ページ程度しか減少しておらず、例年通りの結果になった。
「地方移住」が今年のテーマ
地方紙の多くに共通していることとして、地方移住を推奨する記事が充実している。
いわゆるCOVID19感染対策の一つに「三密回避」があることや、政府主導で都心部からの分散を推奨する取り組みが実施されていることも兼ねて、どの新聞社も元日は地方移住の魅力と課題を考える話を掲載することで合意したものとみられる。
特ダネ
ちなみに、今回私が集めた新聞の中で、ダントツで特ダネ賞をあげるとするなら、やはり読売新聞の一面にある日本人技術者が中国に情報流出を流している恐れ(中国の千人計画)があることに対する、政府主導の規制強化を検討しているスクープ記事かなと。次が毎日新聞の「闇ワクチン」。
スポーツ紙の傾向
全国紙では昨年12月31日で活動休止した、嵐のコンサートが一面となっているスポーツ紙が大半。芸能面を他紙から融通している西スポ・中スポや、元々、芸能面はトバしてナンボの九スポはプロ野球の話になっている。「嵐は絶対に元日に売れまっせ、ゲッヘッヘ」と言う意気込みを賭けて紙面編集をしているのだろうが、その割にはどこのKIOSK・ハートイン・ベルマート・ファミマもドッカリと売れ残っており、「そういう問題じゃない感」をロコツに見させられた一日だった。
購読した場所
新大阪駅で宅配輸送
昨年であれば「元日JR西日本乗り放題きっぷ」があったため、十分に買い込んで自力で持ち帰ることが出来たが、今回は新幹線別料金とした上で、在来線を青春18きっぷで移動する1泊2日の旅を行ったため、そのままでは重量級の荷物を運ばなければならず、かなり大変である。
そのため、新大阪駅の1Fにある配送サービスを活用して、自宅まで宅配便で送って貰うことにした。年末年始の過剰需要に配慮するため、配達日が1月中旬以降になるという断りが入ったモノの、それを承知した上で依頼した。
最初は1月中旬頃になると言われていたが、1月4日の朝に配達が行われたため、予定を大幅に前倒しする形で「完結」。あっさりでしたな……
2日も即売しているコンビニ
基本的には元日に発売される新聞であるため、2日になったら即売を取りやめる。ただ、2日は休刊日で販売店・即売業者からの返品・交換作業が行われないことから、コンビニによっては元日付の新聞をそのままほったらかしにして即売を続けている所もあるのでは?と思った。
フォロワーさんからの指摘で棚から消える前提であることを聞いていたため、2日目は「もしあったら買う」程度に留めた。四国島に渡った時に、例のIT大臣の家族が経営している県紙も買おうかと思ったが、高松駅・坂出駅どちらも即売を打ち切っていたので未入手(購読する程のモノでもないが……)。一方で、児島駅では山陽新聞も含めた岡山県内の新聞が売られていたりと、かなりのバラツキが見られた。