ICOCAは、2023年11月1日で20周年を迎えた。
2003年のサービス開始時は、近畿地方の主要路線(アーバンネットワークの大部分)を中心に運用が始まり、その後で近畿地方延長や岡山・広島・山陰・北陸エリアへの延伸、更にはエリア跨ぎの実現やEX-IC・スマートEXによるチケットレス乗車への対応などが実現し、2023年からはモバイルICOCAの導入で、スマートフォンによるキャッシュレス決済に対応し、今日に至る。
ICOCAの将来を考えるなら、エリア拡大は今後は進まないかなとみる。よくて山口線・宇部線・山陰本線(下関・幡生~小串)に車内決済用の端末設置を、山口県が全額自腹で負担することを条件に行うぐらいなものだろう。