そらマメさん鉄道局・流通局

鉄道旅行・新聞の流通考察・雑談がメイン。

小野田駅、みどりの券売機導入へ

 JR西日本山口支社では特段、公に発表を行っていないものの、2021年2月1日から小野田駅宇部新川駅みどりの窓口を廃止し、小野田駅みどりの券売機宇部新川駅みどりの券売機プラス」を導入する。

f:id:fuwafuwaame:20210118192125j:plain

今後、きっぷの売りさばきはコチラで。

 みどりの券売機は導入するものの、駅自体の無人化とまでは書いていないため、駅員配置の転換が主たる理由。今回の山口県内の山陽線訪問では、他に防府駅にも出向いたが、そこは特にみどりの券売機に完全移行するような案内は無かった。

 元々の輸送人数が少ない山口支社管内。今後も駅員配置転換と、それに伴うみどりの券売機・券売機プラスへの置き換えは続きそうだ。

 ちなみに。木造建築で知られた四辻駅は建て替え工事が行われており、リニューアル後はかなり簡素化されたモノになる見込み。今回は素通りだけだったが、建て替え工事が淡々と進んでいた。今後も含め、将来的には北陸支社の無人駅っぽい展開になるのでは?

なぜかSUGOCAが自動券売機で購入できなかった件

 新山口へ出かける際、いつものJR久留米駅ICOCAを取り出そうとしたら、財布の中に無い。自宅に忘れてしまったため、仕方なく無記名式SUGOCAを購入することにした。

 基本的には自動券売機で購入するのだが、今回の利用時には、なぜか無記名式SUGOCA発売ボタンが削除されており、チャージ・JRキューポ交換機能・利用明細発行・オートチャージ設定のみに絞られていた。小倉駅博多駅でも同じように発売機能が無効化されており、COVID19対策なのか、それとも転売ヤー対策なのかよく分からなかった。

f:id:fuwafuwaame:20210118190709j:plain

SUGOCAが券売機で買えなかった。(2021年1月17日当時)

 仕方が無いので、隣にあるみどりの窓口で直接購入することで決着がついたものの、もしもコレがJR西日本管内なら、みどりの窓口が廃止されているために購入に辿り着けなかったはず。

 余談ながら、新築の折尾駅に訪問した当時は、SUGOCAのカエルくんぬいぐるみが普通に展示されていた。SUGOCAのカエルくんグッズは入手不能なので、コレはかなり貴重である。

f:id:fuwafuwaame:20210118191038j:plain

正直、欲しい……(カエルくんの魂が憑依した、我が家のSuicaのペンギン

山陽新幹線 直前割50

www.westjr.co.jp

 COVID19の流行に伴い、山陽新幹線の利用客が大幅に減少していることから、利便増進事業の観点からJR西日本が期間限定で発売したきっぷに、山陽新幹線直前割50」がある(他には「近トク1・2・3」がある)

きっぷ

f:id:fuwafuwaame:20210118113934j:plain

山陽新幹線 直前割50(博多→新山口

きっぷのルール・特約

  • 利用人数:1人~
  • 利用期間:(JRの公式サイト・プレスリリースを参照)
  • 発売期間:(JRの公式サイト・プレスリリースを参照)
  • 利用できる日:金曜・土曜・日曜・祝日と、JR西日本が定める日
  • 有効期間:利用当日のみ
  • 発売箇所:e5489で事前予約
    (事前購入制で、出発日の3日前5:30~前日23:30まで受付)
  • 利用可能区間・列車:山陽新幹線の「こだま」と、一部の「ひかり」(指定席限定)
  • 逆方向の利用:×
  • おねだん:「おとな」料金に対し、最大50%割引した価格で発売。
  • 重複割引:ございません
  • その他:一度予約が完了した後は、一切、変更・キャンセルが出来ない。

こだま・ひかりの一部に限定する形で発売

 元々は、2020年9月のシルバーウィーク期間中に限り利用できる割引乗車券として始めたのがきっかけであり、意外と好評だったことから、発売期間の延長や乗車可能な駅を拡大し、現在に至る。

 2021年1月現在では新大阪駅大阪市区間でカウント)・新神戸駅(神戸市内区間でカウント)・姫路駅・岡山駅福山駅・広島駅(広島市区間でカウント)・徳山駅新山口駅小倉駅博多駅に限定され、この駅との間を「こだま」か「ひかり(一部のみ)」で移動する場合に限り、正規運賃に対して最大50%割引した価格で発売される

 これらの駅は、本来は「のぞみ」「さくら」「みずほ」といった最速特急・準特急列車が停まる駅だが、敢えて「こだま」「ひかりの一部」に限定しているのは、山陽新幹線の利用客が減少傾向とは言え、十分に「のぞみ」などの列車に対して、指定席が埋まるほどの余裕があるためと言える。

※まあ、単に「のぞみ」「さくら」「みずほ」に依存してきたため、各駅停車タイプは空気輸送でも十分にペイ出来ていたモノが、COVID19の流行が原因でそれすら賄えなくなってきているから、敢えて各駅停車タイプの列車を大幅に安くしたのではないか、と邪推してしまった(汗)。

博多発は貸し切り状態

f:id:fuwafuwaame:20210118120209j:plain

カンセンジャーのもととなった、例の500系で。

 今回は博多駅8時1分発の「こだま844号」を使って移動。山口県区間の駅訪問がしたいという理由で、新山口駅で下車する方向で検討していた。

 現在のN700系にバトンタッチするまでは、500系が「のぞみ」として大活躍。500系博多南線を往復した時以来だが、長距離移動は今回が初めて。当時の宣伝にもあった「時速300キロ新幹線」に乗れるんだとワクワクしていたが、やはり当時とは性能が異なることや、各駅停車タイプに降格したことでダイヤ編成の都合から低速気味。「あれっ?」と肩透かししてしまった

f:id:fuwafuwaame:20210118121003j:plain

博多駅で撮影した、500系車内。N700系と比べ、天井が低くて狭い。

f:id:fuwafuwaame:20210118121129j:plain

新山口駅で降車した時の車内。だーれも乗らずに、最後まで貸し切り(笑)

 こだま844号に乗車後は、時速300キロ(大嘘)で新山口駅へ。途中の厚狭駅で後続の「のぞみ」「さくら」「みずほ」を追い越させるため、10分停車が発生したものの、無事に新山口駅に9時00分に到着。最速特急なら30分で着いちゃうため、この辺は「こだまだからしょうがない」と割り切るしかない。

感想

 「直前割50」という名称だが、実際のところは通年発売されている「こだま指定席きっぷ」「こだまスーパー早特きっぷ」規制緩和版である。前者は2人縛りが掛かり、後者は14日前まで予約した上で、新大阪・新神戸⇔小倉・博多に限定している。「直前割50」は、のぞみ・さくら・みずほ停車駅との間を「こだま」「一部のひかり」で移動する場合にのみ適用されるが、2人縛りを発動せずに最大半額にまで価格を引き下げたという面では高評価。

 時間を気にせずにのんびりと一人旅行をするのであれば、この割引乗車券はオトク。COVID19の流行が収まるまでは、しばらくこの手の乗車券は形を変えつつ出てくるのでは?(継続する場合はもれなく2人縛り適用?)

f:id:fuwafuwaame:20210118122700j:plain

2人縛りが発動される前の条件とは言え、結構満足だった。

余談。

 上記の駅は、JR西日本としては内心、データイムは客扱いしない」「改札業務のみ残す以外、無人化したい」と思ってるのでは?

 接続性が全くない新尾道・東広島は論外、中途半端な場所で在来線と乗り換えが出来たところで、緊急時の場合を除いて客が増えなきゃ意味が無い、てか「こだまを廃止したい」みたいなことを邪推していた。北陸新幹線の主要駅ですら、みどりの窓口を遠慮なく廃止するため、後者に関しては博多駅レベルでも確実に起こる。

新幹線 近トク1・2・3きっぷ

www.westjr.co.jp

 COVID19の流行に伴い、山陽新幹線の利用客が大幅に減少していることから、利便増進事業の一環としてJR西日本が期間限定で発売したきっぷが2種類ある。

 一つは今回取り上げる山陽新幹線 近トク1・2・3きっぷ」。もう一つは「新幹線直前割50きっぷ」(これは別記事で)。

きっぷ

f:id:fuwafuwaame:20210118022204j:plain

新幹線 近トク1・2・3きっぷ

きっぷのルール・特約

  • 利用人数:1人~
  • 利用期間:2021年1月15日~3月28日
  • 発売期間:2020年1月12日~3月27日
  • 利用できる日:金曜・土曜・日曜・祝日、及び2月22日
  • 有効期間:利用当日のみ
  • 発売箇所:e5489で事前予約をするか、みどりの券売機
    (事前購入制で、出発日の1ヶ月前~前日まで受付)
  • 利用可能区間山陽新幹線で、JR西日本が定める営業キロ120キロ未満の駅に対し、最大3駅まで利用可能(一部例外あり。後述で詳しく)。自由席のみ。
  • 逆方向の利用:×
  • おねだん:おとな最低1,000円~最大2,000円
    (こどもはおとな料金の最大50%割引)
  • 重複割引:ございません

「ぜんぶ3駅」とは言っていない。

 山陽新幹線を、最大3駅まで利用できるトクトクきっぷ。正確には、JR西日本が定める営業キロが120キロ未満の範囲内に留まる場合に限り、最大3駅まで利用可能と規定されている。このため、乗車区間によっては、どうしても1~2駅で完結してしまうケースが出てくる。

 運賃が1区間(≒40km未満)1,000円2区間(≒80km未満)1,500円3区間(≒120km未満)2,000円とかなり割安である反面、指定席に乗車することは出来ない。

【駅別乗車可能な範囲内】

 基本的には新山口よりも西側の区間は、最大で小倉駅まで乗車することが出来るように勘案されている。博多駅まで到達しないのは、土日祝日限定で発売される「新幹線よかよかきっぷ」との重複を回避しているためとみられる。

実はどの列車に乗車してもOK

f:id:fuwafuwaame:20210118073443j:plain

「のぞみ」「さくら」「みずほ」(N700系)に乗ってもOK。

 公式サイトでは、こだま・ひかりに使われる500系・700系の写真が掲載されているモノの、あくまでも自由席限定なので、のぞみ・さくら・みずほに乗車してもOK。従って、各駅停車タイプの駅では、絶対的に時間短縮効果が見込める場所以外では微妙な一方、逆に「のぞみ」「さくら」「みずほ」が停まる駅との間では、断然有利である。

 これを勘案すると、安くて時間短縮効果を思う存分発揮できる線区は、下記になるだろう。

【間違いなく時短効果を発揮する線区】

  • 姫路駅~岡山駅:のぞみ・さくら・みずほ停車駅。途中の相生をトバし、県境区間の蛇行区間をパスできるため。
  • 広島駅~徳山駅:並行する山陽本線が遠回りするから。
  • 新山口駅小倉駅:のぞみ・さくら停車駅であり、かつ、山陽線の本数や下関駅での乗り換え・接続性がメチャクチャ不便であるため。恐らく、コストパフォーマンスの面では、この線区が最強。

【並行する在来線と、ほぼトントンに終わる線区】

  • 新大阪・新神戸駅~姫路駅:新快速で十分
  • 岡山駅福山駅:1時間に3本程度だが、両駅間はそれほど離れていない。
  • 三原駅~広島駅:糸崎・三原~白市の1時間2~1本縛りや、いわゆる「セノハチ」を回避したい場合には有効。
  • 厚狭・新下関駅小倉駅下関駅での乗り換えの煩わしさを回避するなら有効。

それ以外は微妙。

感想

f:id:fuwafuwaame:20210118073629j:plain

行きがけに通過列車待ちで停車した厚狭駅も、余裕ですっ飛ばす。

 行きがけは直前割50を使ったものの、500系こだまが約1時間かけて博多→新山口を行き来するのに対し、かえりはN700系のぞみで小倉駅まで戻ったため、所要時間たった15分で九州に帰ることが出来た。自由席もCOVID19の流行に伴って、政府の自粛要請を受けているためか、余裕で座れた。元々が広島以西の「のぞみ」が空席になりがちなのもあったが、上限2,000円で小倉までワープ出来るという面では、他の線区以上にコストパフォーマンスが高いとみている。

 あくまでもCOVID19流行が収まるまでの間の時限措置に過ぎないが、チョッと気軽に、そして三密回避を徹底した上で隣県を散策しようと考えるなら、このきっぷは断然オトク。

めりけんや

www.merikenya.com

f:id:fuwafuwaame:20210114180454j:plain

(すまいるえきちゃん)しこくといったら、さぬきうどん!

 高松駅の隣にはJR四国の系列会社が経営するうどん屋「めりけんや」があり、本場・讃岐うどんを調理・提供している。2日に快速マリンライナー高松駅に来た時、前日に宿泊したビジホでコンビニ弁当などを軽く食べただけだったので、朝飯代わりに立ち寄って見た。

 メニューの選び方などは他の讃岐うどん店と同様、最初に器に入れるうどん麺の容量を選び、その後でトッピングを自主的に選んでレジで精算という流れ。うっかり「先にイスに座って、店員が来たらメニューを伝える」という、福岡のうどん屋のノリで来店したため、どうやって注文したらいいか分からずに「???」な状態が続いた。○亀製麺と同じやがな。。(福岡三大うどん店に毒されてりゃ)

f:id:fuwafuwaame:20210114183254j:plain

大+エビ天+ちくわ、それに天カス・ねぎ山盛りで690円。

f:id:fuwafuwaame:20210114183400j:plain

(えきちゃん)戴いてました。

 味は讃岐うどんそのもの。ツユが濃厚でうどん麺に弾力性があり、コシがあって美味しかった。福岡人の私にすると、うどんはフワフワしたイメージだが、本場はしっかりと歯応えを感じる。うどんの風習が色濃い香川だけに、他のうどん屋にもチャレンジしたいな。

 なお、高松駅構内には「連絡船うどん店」がある。瀬戸大橋線が開通する前までは、高松駅隣のフェリーのりばを使って宇野駅とを行き来しており、そのフェリー内で提供していたうどん店をJR四国グループが継承している。ただ、COVID19蔓延を理由に元旦から営業を休止。訪問した時も閉まってたため、やむを得ず駅隣のめりけんやにGo!となったのであった。

f:id:fuwafuwaame:20210114183929j:plain

(れっちゃくん)あそこにJRしこくのほんしゃが。せいちじゅんれい!

 高松駅の近所をブラッと歩いたが、至近距離で四国旅客鉄道や四国キオスク会社の本社が建ち並んでいる。また、駅隣にある高層ビルにJR四国の高級ビジネスホテル(JRホテルクレメント高松)が立地するなど、この辺一帯はJR四国本社を含めた関連施設が数多く存在。何だか、九州・西日本よりも一足お先に「聖地巡礼」してしまいましたな……。

鶴橋駅のりかえ改札口体験

 大阪環状線鶴橋駅は焼肉の匂いがプンプンするが、一番印象深いのは例の近鉄線乗換え口だろう。2019年の元日に大阪環状線を一周した時は、近鉄側に乗り換ずに次の駅へ向かったが、今回は青春18きっぷの効力を活かして、隣の近鉄線に乗り換えてみた。

JR線→近鉄

f:id:fuwafuwaame:20210113171215j:plain

以前とそんなに変わらない?

f:id:fuwafuwaame:20210113171645j:plain

2019年元旦。今とそんなに変わらない。

 利用者の利便性を図る理由から、出入口改札よりも近鉄乗換改札口の方が改札機の数が多く、スムーズな乗り換えが出来る反面、誤ってココを出口と思って改札エラーが頻繁に発生する厄介な駅でもある「この先はJR線の出口ではない」という掲示板やプラカード・巨大な案内板があったりと、あの手この手で誤乗車回避に努めてきたが、今回の訪問では床に「乗り換え」と書かれたシートを貼り付ける程度に留まっていた。

 また、乗り換え改札機の手前にある、意図的に妨害している掲示板も、以前は近鉄のりかえ」「きっぷを先に」「イコちゃん「上を見てね!出口ではありません!」」といった描き方をしていた。今回の訪問ではシンプルに「ココはJR線の出口ではない」といった表現になっており、近鉄線の乗車方法に関する説明よりもJR線の改札口は別途存在することを強調する形で、利用者が曖昧な判断になるのを回避している。

f:id:fuwafuwaame:20210113171738j:plain

イコちゃん「近鉄のりかえ」「きっぷを先に」「ココは出口じゃないよ!」 ←不適切な表現。

f:id:fuwafuwaame:20210113172502j:plain

今回の訪問時では「ココは出口ではない」といった表現に変更。

 近鉄線はJR線と同様、駅改札内に入るだけの場合は入場券が必要になる。近鉄線のきっぷ自体は、隣の自動券売機で購入できるため、早速160円投入して入場券をゲット。よし、そのまま通過するぞー!と思ったら、改札機で弾かれた。

 スグにJR線の駅員がやって来て「JR線のきっぷはお持ちですか?」と聞いてきたので、18きっぷを持ってます」と説明したら、「なら、近鉄線のきっぷを入れて下さい」と回答。JR線側のきっぷは18を確認したためアクティベーションロックが解除されており、近鉄線のきっぷを入れれば改札機が開いた。

f:id:fuwafuwaame:20210113173044j:plain

(イコ太)ど、どうにか近鉄側に入れた。。

近鉄線→JR線

 逆に、近鉄側からJR線に戻る場合。JR→近鉄JR西日本の自動改札機が使われているが、近鉄→JRは近畿日本鉄道の持ち物。基本的にはJR→近鉄の時と同様、近鉄きっぷ+JR線きっぷを2枚重ねで投入する

 18きっぷの場合は2枚重ねで通ることが出来ないため、近鉄側の駅員(といっても無人化されており、インターホンで呼び出してきっぷを確認してもらう)に「JR線は18きっぷで通行する」ことを伝えてから、近鉄改札のバーを開けて貰う。

f:id:fuwafuwaame:20210113173446j:plain

よく見たら改札機の形がJRと違う。

基本的なきっぷの入れ方

www.kintetsu.co.jpwww.jr-odekake.net

ややこしいが、慣れるしかない?

 JR線と近鉄線、どうして普通に乗り換えが出来ないのか?と悩んだモノの、運賃制度が違うから、みたいに素人感覚でしか見なかったことや、当時はガンジツスゴクオモイシンブン2021の延長戦みたいなノリで疲れ切っていたため、深く考えなかった。今でもチンプンカンプン。

 2021年の元旦はCOVID19の影響でさほど客足は多くなかったが、そうでないなら夕方の帰宅ラッシュで混雑していたはず。そうなると改札口でのエラーが原因で、他の客へ迷惑が掛かることにも繋がりかねないため、素人は黙って通常の出場・入場改札口から行き来した方が無難そうだ。

f:id:fuwafuwaame:20210113174214j:plain

普通のJR線出口。一度出た方が無難。

f:id:fuwafuwaame:20210113174251j:plain

2019年元旦の時は、出口を誇張しすぎて「?」な階段だった。

f:id:fuwafuwaame:20210113174416j:plain

鶴橋駅の高架下にある、例の焼肉専門店街。やはりココは、カオスや!

ガンジツスゴクオモイシンブン2021(確定値)

f:id:fuwafuwaame:20210104111411j:plain

結果発表(一般紙の部)

 1月1日に一部買いした新聞の結果発表。

全体の傾向

減り幅が異様に大きい西日本新聞

f:id:fuwafuwaame:20210104103148p:plain

減り幅が異様に大きい新聞が目立つ。

 昨年の頁数と比較した場合、最も総ページ数の減り幅が極端に大きい新聞がいくつかあり、朝日新聞・九州産経・西日本新聞の3銘柄が10ページ以上も減少している。一応は福岡の新聞であるはずの西日本新聞も今年は別刷りが2部しかなく、その上で福岡県内向けの企業・郷土特集も殆どないことから、読者層に対する先行きの不透明感が際立つ。ていうか、ココは誰をターゲットに紙面作ってるのか。。(謎)

 一方、昨年は極端な減り幅で話題になった読売新聞は2ページ程度の減少に留まり、昨年とはさほど大差が無い。他の新聞も、昨年と比較してもせいぜい最大4ページ程度しか減少しておらず、例年通りの結果になった。

「地方移住」が今年のテーマ

 地方紙の多くに共通していることとして、地方移住を推奨する記事が充実している。

 いわゆるCOVID19感染対策の一つに「三密回避」があることや、政府主導で都心部からの分散を推奨する取り組みが実施されていることも兼ねて、どの新聞社も元日は地方移住の魅力と課題を考える話を掲載することで合意したものとみられる。

特ダネ

 ちなみに、今回私が集めた新聞の中で、ダントツで特ダネ賞をあげるとするなら、やはり読売新聞の一面にある日本人技術者が中国に情報流出を流している恐れ(中国の千人計画)があることに対する、政府主導の規制強化を検討しているスクープ記事かなと。次が毎日新聞の「闇ワクチン」。

スポーツ紙の傾向

 全国紙では昨年12月31日で活動休止した、嵐のコンサートが一面となっているスポーツ紙が大半。芸能面を他紙から融通している西スポ・中スポや、元々、芸能面はトバしてナンボの九スポプロ野球の話になっている。「嵐は絶対に元日に売れまっせ、ゲッヘッヘ」と言う意気込みを賭けて紙面編集をしているのだろうが、その割にはどこのKIOSK・ハートイン・ベルマート・ファミマもドッカリと売れ残っており、「そういう問題じゃない感」をロコツに見させられた一日だった。

f:id:fuwafuwaame:20210104110627j:plain

夕方の近鉄鶴橋駅ホームにあった、日本一小さいファミマ。余裕で購読できる程の在庫だった。

購読した場所

新大阪駅で宅配輸送

 昨年であれば「元日JR西日本乗り放題きっぷ」があったため、十分に買い込んで自力で持ち帰ることが出来たが、今回は新幹線別料金とした上で、在来線を青春18きっぷで移動する1泊2日の旅を行ったため、そのままでは重量級の荷物を運ばなければならず、かなり大変である。

 そのため、新大阪駅の1Fにある配送サービスを活用して、自宅まで宅配便で送って貰うことにした。年末年始の過剰需要に配慮するため、配達日が1月中旬以降になるという断りが入ったモノの、それを承知した上で依頼した。

f:id:fuwafuwaame:20210103182302j:plain

おねがいしや~す

 最初は1月中旬頃になると言われていたが、1月4日の朝に配達が行われたため、予定を大幅に前倒しする形で「完結」。あっさりでしたな……

2日も即売しているコンビニ

 基本的には元日に発売される新聞であるため、2日になったら即売を取りやめる。ただ、2日は休刊日で販売店・即売業者からの返品・交換作業が行われないことから、コンビニによっては元日付の新聞をそのままほったらかしにして即売を続けている所もあるのでは?と思った。

 フォロワーさんからの指摘で棚から消える前提であることを聞いていたため、2日目は「もしあったら買う」程度に留めた。四国島に渡った時に、例のIT大臣の家族が経営している県紙も買おうかと思ったが、高松駅坂出駅どちらも即売を打ち切っていたので未入手(購読する程のモノでもないが……)。一方で、児島駅では山陽新聞も含めた岡山県内の新聞が売られていたりと、かなりのバラツキが見られた。