そらマメさん鉄道局・流通局

鉄道旅行・新聞の流通考察・雑談がメイン。

新聞屋めぐり グランドスラム編

 新聞販売店をただ見ていくだけの記事。1回目はグランドスラムと化した店舗でも。

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(ゆっくり魔理沙)うわっ、全銘柄揃ってる。配達大変そうだな……

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福岡都市圏・筑後地方では、西日本>読売のシェア。

 写真は福岡県うきは市にある、とある西日本新聞の販売店。西日本を軸にしつつ、他の全国紙を全て取り扱っている様子が窺える。大分方面へ出かける時、この販売店沿いの国道をよく使わせて貰っているが、以前から読売新聞まで取り扱っていたかな?とは思ってた。

 新聞業界は時代転換が思うように進まずに苦戦が続いており、取り分け販売店の維持による配達網の確保が困難な地域が続出している。以前ならば銘柄ごとに互角に競い合う光景が見られたが、最近は様々な理由から一元化・合理化せざるを得ない状況にある。

 そのため、新聞社によっては新聞屋の統廃合を行って配達区域を拡大するか、もしくは別銘柄の店舗に委託する形で配達・集金・営業の仕事を行っている。単独銘柄だけで飯を食っていける時代はもう終わりに近いが、そうした状況下でも銘柄を刻んだ看板を見ているだけでも楽しいもんです。

 ヒマがあったら他の販売店も見ていきます。

※ちなみに「グランドスラム」という表現を使っているモノの、複数の銘柄を取り扱う店舗は「合売店」などと呼ばれる。が、それだとよく分からないので、どう考えても全銘柄揃っている場合に限り「グランドスラム」と表記し、1銘柄でも抜けてたら「複合店」と表記しようかと思う。