そらマメさん鉄道局・流通局

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長崎本線 最後の特急乗車

 9月23日のダイヤ改正で西九州新幹線(武雄温泉~長崎)が開業する。これに伴い、有明海沿いを経由していた長崎本線(江北~肥前鹿島~市布経由・長崎)の特急が9月22日の最終運行を以て廃止される(正確には肥前鹿島まで向かう特急「かささぎ」が23日から運行を始めるものの、長崎までは乗り入れしない)

 ということで、新幹線開業と同時に廃止される2枚きっぷを行使して、長崎駅へ特急で移動してみた。

鳥栖駅を発車するかもめ9号(787系

多良~肥前大浦の海岸線。爆速特急でも、安全上を理由に速度低下する必要がある。

 9時14分発のかもめ9号に乗車。何度かココは乗車しているものの、やはり長崎駅まですんなり行かせてくれない。江北駅より南側になると単線となって速度が低下するし、多良駅付近では信号待ち、多良~肥前大浦の道中ではドキツいカーブが存在する影響で、著しい速度低下も生じる。有明海特有の海沿いルートであるが故に、どんなに頑張っても速達効果が犠牲になってしまうのは、戴けない。

 反面、今回は市布経由最後の難所である、肥前三川信号場での一旦停止が無かったため、そのまま浦上・長崎まで行けたのは良かった。まあ、この地点で既に11時台だったこともあるため、データイムならではの本数縮小モードに入っていたのもある。

 10時54分に長崎駅に到着。西九州新幹線の駅ホームはほぼ完成されており、新幹線のりかえ改札口からは開業寸前の様子を一望することが出来た。興味深い。

長崎駅で特急「かもめ」(787系)と記念撮影。
新幹線開業後は非電化に降格するため、特急電車は二度と入ってこない。

新幹線側は消灯しているものの、中身は在来線改札内から見れた。

乗り換え改札口。改札機はスマートEXに対応すべく、西日本・東海のモノと同じ。

 改札外では在来線・新幹線どちらも使える新しい商業施設が完成している。一方で、路面電車アミュプラザ長崎側(いわゆる、建て替え前の旧・長崎駅跡地)は、ロータリー整備や商業施設の建設などでもう少し時間を要する見込み。新幹線開業から2~3年後、どのような姿になっているのでしょうね?

最後の「2枚きっぷ」

2枚きっぷ(福岡市内⇔長崎駅

座席指定券(かもめ9号)

 行きがけのみ、鳥栖→長崎の指定席に乗車。しっかり「かもめ9号」と書かれたきっぷを手に入れたことで、記録を残すことが出来た。帰りは出発時間帯を考慮して、自由席に。13時台だと自由席には余裕で着席できた。

 2枚きっぷはJR九州の公式にも掲載されている通り、西九州新幹線の開業と同時に廃止され、その役割は「九州ネットきっぷ」(当日券)に引き継がれる(福岡市内⇔長崎・大村・竹松の2枚きっぷ有効期限は、開業前の9月22日最終まで)。なお、新幹線開業後に肥前鹿島へ向かう特急「かささぎ」に対する2枚きっぷは、9月23日以降も継続発売はされるものの、2枚きっぷ(回数券)自体、JRグループ共通で廃止される傾向にあることから、そう長くは持たないと覚悟するように。