fuwafuwaame.hatenablog.com↑の話も参照。
朝日新聞社は、2023年4月5日付朝刊の社告で、2023年5月1日以降の月極め購読料を、現行より500円値上げする方針を発表した。
- セット版：4,400円→4,900円
- 統合版：3,500円→4,000円
- 朝刊1部売り：160円→180円
- 夕刊1部売り：50円→70円
朝日新聞の社告より一足お先に、月刊FACTAで4月中に値上げ発表の可能性があることがリークされていたため、特に驚きも何もない。
読売新聞は値上げを保留したが、朝日新聞はセット維持ストレート値上げを断行。他紙も追従するとみられ、福岡県内に出回る新聞（毎日新聞・日本経済新聞・西日本新聞・産経新聞など）も、セット体制（朝日新聞の筑豊・筑後・京築を除く。九州産経は元から朝刊単独）を維持したまま、朝日新聞とほぼ同価格の値段になる見通し。
なお、東海3県（愛知・三重・岐阜）では、4月30日付を以て夕刊の発行を取りやめる方針で、翌5月1日付からは朝刊のみの統合版のみ出回る。2023年2月末地点での東海3県の朝日新聞名古屋本社版の夕刊は、約3.9万部しか出回っていなかったという。東海3県で夕刊が残るのは、中日新聞と日本経済新聞のみとなる。
（霊夢）朝日新聞の熱心なファンにしたら「お布施」みたいなもんだよ。
（ココア）ふ～ん、そういう意見もあるんだね。500円ぐらいなら安いもんだよ。
余談
もとを辿れば紙代の高騰化が原因だが、イコールして読者が更に離れていく訳ではない。どんなに朝日新聞が腐っても、真のファンはしっかり着いていく。たとえそれが読売新聞や西日本新聞だったとしても。自分の所の配達区域は年寄りだらけなうえ、元から紙媒体を根強く支持している。そのため、値上げが起きても「しょうがないね」で終わる。
論調の問題もさることながら、朝日新聞社が恐れているのは、不要な残紙の供給削減による痩せ細りではないだろうか。
